time
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
timeのコアイメージは「流れ続ける時間の中の、ある区切りや点」です。川の流れに例えると、「時間全体の流れ(時・時間)」を指すこともあれば、「その流れの中の特定の一点(時刻・瞬間)」を指すこともある。さらに「その流れが何度繰り返されたか(回数・倍数)」という感覚も生まれます。日本語の「時間」「時刻」「期間」「回数」「倍」といった複数の語に分かれる概念を、英語ではtimeひとつで表現します。文脈の中で「どの角度から時間を切り取っているか」を意識することが重要で、無理に一つの日本語に固定するのではなく、コアイメージから適切な訳を導き出す練習が大切です。
2意味一覧
-
名
時間・期間
「流れる時間」そのものを指す最も基本的な用法。ある長さを持った時間の流れを捉えている。 -
名
時刻・時点
流れの中の「一点」を指す用法。What time is it?(今何時ですか?)はまさにこの感覚。 -
名
回数・倍数
時間の流れが「何度繰り返されたか」という区切りの概念から派生。three times(3回・3倍)のように使われる。 -
名
時代・時期
大きな「区切られた時間の塊」として時代や特定の時期を表す。in ancient times(古代に)のように複数形でも使われる。 -
動
時間を計る・タイミングを合わせる
「時間の区切り」を能動的に管理するイメージ。time a race(レースのタイムを計る)やtime a speech(スピーチのタイミングを合わせる)など。
3例文
4よくある間違い・注意点
on timeとin timeを混同しやすい。on time(時刻ちょうどに=定刻通り)は「流れの中の一点にぴったり乗る」イメージ、in time(間に合って)は「時間の流れの中に収まる」イメージ。The train arrived on time.(電車が定刻通り着いた)とI arrived in time for the train.(電車に間に合った)で区別しよう。
timeは「時間」だけでなく「回数・倍数」も表すことを忘れがち。five times as large(5倍大きい)のような表現で突然「倍」の意味が現れるので注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| period | 「明確に区切られた期間・時期」に特化しており、始まりと終わりが意識されやすい。timeよりも範囲が明確。 |
| moment | 「一瞬・ほんの短い時点」を指し、流れの中の極めて短い一点にフォーカスする。timeよりも瞬間的。 |
| era / age | 「時代」の意味に絞った語。timeよりも大きなスケールで、歴史的な時代区分を表すことが多い。 |
対義語: eternity(永遠)、instant(瞬間、文脈によって対比)
6派生語・関連語
-
timely
形
時機を得た、タイムリーな -
timeless
形
時代を超えた、永遠の -
overtime
名
時間外労働、残業
-
lifetime
名
一生、生涯
-
timetable
名
時刻表、時間割
7コロケーション
- spend time(時間を過ごす・費やす)
- take time(時間がかかる)
- in time(間に合って) / on time(時間通りに)
8確認テスト
“This is the third time she has called today.”
①今日で3時間目の電話だ。
②彼女は今日3回電話してきた。
③彼女は3時に電話してきた。
④今日が3回目の日だ。
②「彼女は今日3回電話してきた。」
timeが「回数」を意味する用法。the third timeは「3回目(という区切り)」を指す。時間の流れが3度繰り返された、というコアイメージから「3回目」という訳が自然に導き出せる。③は時刻(at three)と混同した誤答、①④は文法的にも意味的にも不自然。
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