fame
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
1コアイメージ
fameのコアイメージは「多くの人々の口に上り、広く世間に知れ渡った状態」です。ラテン語のfama(うわさ・評判)に由来し、個人の内側にある実力や徳ではなく、それが外へ広がり社会全体に認知されているという「拡散・伝播した状態」を表します。ポジティブな評判(称賛)もネガティブな評判(悪名)も含みえますが、現代英語では主に好意的・肯定的な名声を指します。重要なのは「一人ではなく、多くの人が知っている」という広がりの規模感。だから「名声」「評判」「知名度」など文脈に応じた日本語訳が選ばれますが、根底は常に「世に広まった認知」です。
2意味一覧
-
名詞
名声・評判
「広く世間に知れ渡った状態」そのものを指す最も基本的な用法。多くの人に認知・称賛されていることを表す。 -
名詞
知名度・著名さ
「知られている度合い」に焦点を当てた訳。fame seekerや rise to fameのように、名声の獲得プロセスや量を語る文脈で自然。 -
名詞
(悪)評・うわさ(稀)
コアイメージの「広がった評判」は本来中立であり、of ill fameのようにネガティブな文脈では「悪評・悪名」を指す場合もある。現代では主にof ill fameという固定表現で残る。
3例文
4よくある間違い・注意点
fameは「状態(名声を持っていること)」を表す名詞で、動詞的に使うことはほぼない。「有名にする」はmake … famousやbring … fameと表現する。fame somebodyとは言わない点に注意。
reputationとの混同に注意。fameは「広く世に知れ渡った知名度・名声」で規模感が大きく、どちらかといえばポジティブ。reputationは「特定の評価・信頼性」で規模を問わず、良くも悪くも使う(a good/bad reputation)。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| reputation | 特定の集団や分野における「評価・信頼」に焦点。fameほど規模を前提とせず、良い・悪い両方に使える |
| renown | fameよりやや文語的・格調高い語で、才能や業績に基づく高い評価を強調。「名声・高名」 |
| celebrity | fameと近いが、特に芸能・メディア界での知名度や「有名人」という人物自体を指す用法が強い |
| glory | 輝かしい功績や栄光に由来する評判。fameより「輝き・誇り」の感情的ニュアンスが強い |
対義語: obscurity、anonymity、infamy
6派生語・関連語
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famous
形容詞
有名な・著名な
-
famously
副詞
有名なことに・よく知られているように(He famously refused the award.) -
famed
形容詞
(〜で)名高い(famed for its beauty など、文語的) -
infamous
形容詞
悪名高い(in-「否定」+fame → 否定的に広く知られた)
7コロケーション
- rise to fame(名声を得る・有名になる)
- achieve / seek fame(名声を得る/求める)
- of ill fame(悪名高い、固定表現)
8確認テスト
The scientist rose to fame after publishing a groundbreaking paper on climate change.
① 彼の科学者は地位を得た
② その科学者は気候変動に関する画期的な論文を発表した後、名声を得た
③ その科学者は論文を発表した後、報酬を手にした
④ その科学者は気候変動の研究を始めて有名になるのを望んだ
②が正解。rose to fameは「無名から名声を得る」という定番表現で、fameのコアイメージ「広く世間に知れ渡った状態に至る」が完全に表れている。①は「地位」というfameにない意味、③は「報酬」で全く別概念、④は文の構造が元の英文と異なる。
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