indifferent
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
1コアイメージ
indifferentの語源はin-(否定)+different(違いがある)で、文字通り「違いを感じない」状態を表す。「AとBに差がない」→「どちらでも同じ」→「どうでもいい」→「関心がない・冷淡」という意味の流れが生まれる。さらに「特に優れた差もない」→「平凡な・さほどよくない」という意味にも広がる。つまりコアイメージは『差異を感じない、ニュートラルな無感動』であり、積極的に嫌いなわけではなく、単に心が動かされない・区別をつけないという状態がこの語の本質である。
2意味一覧
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形容詞
無関心で、冷淡で、どうでもよくて
「違いを感じない=気にかけない」状態が転じ、人や物事に心が動かされない・感情が向かないことを指す。 -
形容詞
(品質が)平凡な、さほどよくない
「特に他と差がない=際立った良さもない」ことから、「中程度以下の・パッとしない」という意味に発展する。学習者が見落としやすい重要な意味。 -
形容詞
(立場上)中立な、どちらでもない
AとBに「差を感じない」ゆえに一方に肩入れしない、いわゆる公平・中立の状態を表す場合もある。
3例文
4よくある間違い・注意点
「冷淡」と訳すと、積極的な敵意や嫌悪があるように聞こえることがあるが、indifferentはあくまで「心が動かない・差を感じない」状態であり、hostile(敵対的)とは異なる。感情がゼロに近い状態を表す点に注意。
「平凡な・大したことない」という意味を知らないと、文脈を誤読することがある。例えば an indifferent performance は「無関心なパフォーマンス」ではなく「凡庸なパフォーマンス」の意味になる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| apathetic | 感情・意欲そのものが欠如している状態を強調し、indifferentよりも無気力・無感動のニュアンスが強い。 |
| unconcerned | 心配や懸念がない状態を指し、indifferentよりも「気にしない・気にかけない」という側面がより明確に出る。 |
| detached | 感情的に距離を置いている・切り離されているというニュアンスがあり、indifferentよりも意図的・客観的な印象を与える。 |
| mediocre | 「平凡・凡庸」という意味ではほぼ同義だが、mediocreは品質の低さに焦点を当て、indifferentは「差がないゆえに目立たない」というコアイメージから来る点が異なる。 |
対義語: enthusiastic、passionate、concerned、excellent
6派生語・関連語
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indifference
名詞
無関心、冷淡さ、平凡さ -
indifferently
副詞
無関心に、冷淡に、平凡に
7コロケーション
- be indifferent to ~(〜に無関心である)
- complete / total indifference(完全な無関心)
- indifferent performance(凡庸なパフォーマンス)
8確認テスト
“The critic described the new film as an indifferent work that would be forgotten within a year.”
① 無関心な作品
② 中立的な作品
③ 凡庸な・さして印象に残らない作品
④ 感動的な作品
正解は③。ここでのindifferentは「平凡な・際立った良さがない」という意味で使われており、「違いを感じない=目立った差がない=平凡」というコアイメージが品質評価に適用された例。「無関心な作品」と訳すと主語(作品)がおかしくなり、文脈にも合わない。
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