mediocre
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
mediocreはラテン語の「medius(中間)+ocris(山の頂)」に由来し、文字通り「山の中腹あたり」を意味します。つまり、頂点や卓越した水準には届かず、かといって最底辺でもない、「可もなく不可もない中間地点」のイメージです。ただ注意したいのは、このニュアンスは単なる「普通」よりも少し否定的な響きがある点。「まあまあだが期待には応えられていない」「もっとできるはずなのに中途半端」という失望感や物足りなさを含んでいます。日常会話では「平凡な」「並の」「二流の」と訳されますが、根底にあるのは常に「本来求められる水準には届いていない」という感覚です。
2意味一覧
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形容詞
平凡な、並の
山の頂(卓越した水準)に届かず中腹にとどまるイメージ。期待値と比べると物足りないが、最悪でもないという中途半端な状態を指す。 -
形容詞
二流の、凡庸な(人・作品の質について)
人や作品に使う場合、才能や技量が一流には及ばないという評価を含む。単に「普通」ではなく「せいぜいその程度」という軽い見下しのトーンが加わる。 -
形容詞
(出来・成果が)平均以下の水準にとどまる
文脈によっては単に「中間」ではなく「期待を下回る・不十分な」という意味に傾く場合もある。成績や業績の文脈で要注意。
3例文
4よくある間違い・注意点
「mediocre=ひどい・最悪」と訳しすぎる誤りに注意。mediocreはあくまで「中間どまり・物足りない」であり、badやterrible(明確に悪い)とは異なります。批判のトーンはありますが、最低評価ではありません。
ordinaryやaverageと混同しやすいですが、ordinaryは単に「普通・通常の」で中立的、averageは「平均的な」で統計的ニュアンスが強いのに対し、mediocreは「物足りない・期待以下」という否定的評価を含む点が異なります。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| ordinary | 「ごく普通の・当たり前の」という中立的な意味が強く、mediocreのような失望・見下しのニュアンスはほぼない。 |
| average | 「平均的な」という統計・数値的なニュアンスが中心で感情的評価は薄め。mediocreより客観的。 |
| inferior | 「劣った・下位の」と明確に否定的で、mediocreより強い批判。比較対象を意識しやすい語。 |
| run-of-the-mill | 「ありきたりな・特徴のない」という口語的表現で、mediocreと近いが特別感がないことに焦点を当てる。 |
対義語: excellent、outstanding、exceptional、superior
6派生語・関連語
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mediocrity
名詞
平凡さ、凡庸さ;凡人
7コロケーション
- mediocre performance(平凡なパフォーマンス・成績)
- mediocre student(凡庸な学生)
- mediocre at best(良くて並程度)
8確認テスト
“Despite years of practice, his piano playing remained mediocre at best.”
① 見事な ② 平均以上の ③ せいぜい並程度の ④ まったくひどい
③「せいぜい並程度の」が正解。at bestは「良くても・せいぜい」という表現で、mediocreとセットになることで「何年も練習したのに頂点には届かず、良くても中間どまり」というコアイメージが強調されます。①は正反対、②はmediocreの否定的ニュアンスを無視した誤訳、④はmediocreをひどい(terrible)と混同した誤りです。
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