character
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は14冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
characterの語源はギリシャ語の「kharaktēr(刻み込む道具・刻印)」。モノや人に「刻み込まれた固有のしるし」がコアイメージです。人に刻まれた内面的なしるし → 「性格・人格」、そのしるしによって他と区別される特徴 → 「特性・個性」、物語の中で役割が刻まれた存在 → 「登場人物・キャラクター」、文字という意味でも「紙に刻まれた記号」として一貫しています。「他の何ものでもない、その存在固有のもの」という感覚が全ての意味を貫いています。
2意味一覧
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名詞
性格・人格
その人に深く刻み込まれた内面的な特質。表面的な気分や態度ではなく、その人の根幹をなす「刻印」。 -
名詞
特性・特徴・個性
人だけでなく、場所やものに刻み込まれた「他と区別する固有の印」。この街には独特のcharacterがある、のように使う。 -
名詞
人物・登場人物
物語や劇の中に刻まれた役割を持つ存在。「キャラクター」というカタカナ語はこの用法から来ている。 -
名詞
(道徳的な)品格・気骨
「刻み込まれた内面の強さ・誠実さ」。a person of characterとすると「気骨のある人物・品格のある人」という意味になる重要な用法。 -
名詞
文字・記号
紙や石に「刻み込まれた印」という語源に最も近い用法。Chinese charactersで「漢字」を意味する。
3例文
4よくある間違い・注意点
「性格」という訳に引きずられてpersonalityと混同しがち。personalityは「外に表れる人柄・魅力」、characterは「内面に刻まれた道徳的な本質・品格」というニュアンスの違いがある。例えばHe has a good personality.は「感じのいい人だ」、He has a good character.は「品格のある人だ」とやや重みが異なる。
characterには「変わり者・面白い人物」という口語的な用法もある(He’s quite a character.=彼はなかなかの変わり者だ)。文脈に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| personality | 外に向けて表れる「人柄・魅力・個性」のニュアンスが強く、他者に与える印象に焦点。characterより表面的で社交的な側面を指す。 |
| nature | 生まれつき備わった「本性・気質」。characterが経験や意志によって形成される刻印であるのに対し、natureは生得的なものというニュアンスが強い。 |
| trait | 性格を構成する個々の「特性・特質」。characterが人格全体を指すのに対し、traitはその部品となる一つひとつの特徴を指す。 |
対義語: anonymity(没個性)、conformity(没個性的な同調)
6派生語・関連語
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characteristic
形容詞・名詞
(形)特有の・独特の/(名)特性・特徴
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characterize
動詞
〜の特徴を表す・特徴づける
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characterization
名詞
人物描写・性格付け -
uncharacteristic
形容詞
その人らしくない・特徴に反した
7コロケーション
- strong character(強い意志・骨のある性格)
- main character(主人公・メインキャラクター)
- Chinese characters(漢字)
8確認テスト
“The neighborhood has lost much of its original character since the new buildings went up.”
① その地区は、新しいビルが建ってから住民の性格が大きく変わった。
② その地区は、新しいビルが建ってから独特の雰囲気・個性の多くが失われた。
③ その地区は、新しいビルが建ってから登場人物の多くがいなくなった。
④ その地区は、新しいビルが建ってから文字の看板が多く消えた。
②
「場所に刻み込まれた固有の印・個性」というコアイメージが表れた用法。characterは人だけでなく場所・物にも使え、「他のどこにもない固有の雰囲気・特徴」を意味する。the neighborhood(地区)を主語にとっていることからも、①の「住民の性格」や③の「登場人物」は文脈に合わない。
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