create
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は14冊に掲載されています。
1コアイメージ
createのコアイメージは「存在しなかったものを新たに生み出す」こと。ラテン語のcreare(生み出す、産む)に由来し、神が世界を創造したという文脈でも使われる言葉です。日本語の「作る」や「造る」よりも「無から有を生じさせる」というニュアンスが強く、単なる組み立てや製造とは異なります。だからこそ「創造する」「考案する」はもちろん、「(問題や感情を)引き起こす」という意味にもなる——何もなかったところに新たな状況・状態を出現させるという発想です。
2意味一覧
-
動
創造する・生み出す
最もコアに近い訳。芸術・文学・製品など、それまで存在しなかったものをゼロから生み出すこと。 -
動
考案する・生み出す(アイデア・制度など)
形のないアイデアや仕組みも、「ゼロから生み出す」というコアイメージで捉えられる。 -
動
(状況・感情・問題などを)引き起こす・もたらす
混乱や問題がなかった状態から、その状況を新たに出現させるというコアイメージが転じて「引き起こす」になる。 -
動
(役職・称号などを)設ける・創設する
見落とされがちだが重要。会社の部署や役職など、存在しなかった枠組みそのものをゼロから生み出すニュアンス。
3例文
4よくある間違い・注意点
「create」と「make」はどちらも「作る」と訳せるが、makeは材料や手順を組み合わせて作るニュアンスが強く(make a cake)、createはより独創性・独自性を伴うゼロからの生成に使う。「make a work environment」でも文法的には誤りではないが、意図的かつ積極的に理想の環境を「作り上げる」ならcreateがより自然。
「create a problem(問題を引き起こす)」のように、ネガティブな文脈でも頻繁に使われることを見落としがち。「generate / produce / cause」との言い換えとして問われることもあるため注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| make | 材料・手順を用いて何かを「作る」という広い意味。独創性よりもプロセスに焦点。createほど「無から有」のニュアンスは強くない。 |
| produce | 大量に・継続的に生み出すニュアンス。工場生産や成果物の産出に使われやすく、芸術的創造よりも量・効率に焦点。 |
| generate | エネルギー・収益・アイデアなど、連鎖反応的・自動的に生み出すイメージ。createのように意図的・独創的な色合いは薄い。 |
| invent | それまで世界に存在しなかった技術や仕組みを「発明する」こと。createより限定的で、特に技術的・実用的な新発明に使う。 |
対義語: destroy、demolish
6派生語・関連語
-
creation
名
創造(行為・作品);(the Creation)天地創造 -
creative
形
創造的な;独創性のある
-
creativity
名
創造性;独創力
-
creator
名
創造者;制作者;(the Creator)神 -
creature
名
(神に)創られた存在→生き物;人
-
recreation
名
(re-=再び)気力を再び生み出す→気分転換;レクリエーション
7コロケーション
- create a problem / confusion(問題・混乱を引き起こす)
- create an opportunity(機会を生み出す)
- create a good impression(良い印象を与える)
8確認テスト
“The introduction of the new system created significant tension between the management and the employees.”
① 管理職と従業員の間の緊張関係を解消した
② 管理職と従業員の間に相当な緊張をもたらした
③ 管理職と従業員の間の緊張を想像した
④ 管理職と従業員の間の緊張を考案した
② が正解。「緊張(tension)」という状態がそれまで存在しなかったところに新たに生み出された、というcreateのコアイメージそのまま。①は意味が逆、③④はcreateの別の訳(「想像する」「考案する」)を機械的に当てはめてしまった誤りで、この文脈(状況の発生)には不自然。
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