sore
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は14冊に掲載されています。
1コアイメージ
sore のコアイメージは「皮膚や感情が擦れて、ひりひりと傷ついた状態」です。もともとは皮膚の傷やただれを指す語で、触れると痛みが走るようなデリケートな状態を表します。このイメージが身体に向かえば「筋肉痛・ひりひりする痛み」となり、心に向かえば「傷ついてピリピリしている・怒りや悲しみでひりひりしている」状態を表します。日本語の「痛い」よりも「ずきずき・ひりひり」という持続的・表面的な痛みに近く、深部の激痛より、じわじわと続く不快な感覚がコアです。感情面では「触れてほしくないほど傷ついている」というニュアンスが強く、単純な「悲しい」とは違い、怒りや恨みを含む心の痛さを表すこともあります。
2意味一覧
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形容詞
(身体が)ひりひり・ずきずきと痛い、筋肉痛の
皮膚や筋肉が「ひりひりと傷ついた状態」というコアがそのまま身体的な痛みを表す。激しい激痛よりも、触れると痛む・持続的に不快な痛みに使う。 -
形容詞
(感情的に)傷ついた、むっとした、怒っている
心が「ひりひりと傷ついてピリピリしている」状態を表す。誰かの言動で傷つき、触れられたくない気持ち=怒りや恨みを含む感情的な痛みを表す。 -
形容詞
(話題・問題などが)痛い、触れると困る、デリケートな
「触れるとひりひりする」コアが、話題や事柄に転じると、その問題に触れると人が傷つく・困るというデリケートさを表す。 -
名詞
(皮膚の)傷、ただれ、潰瘍
コアイメージそのものの具体化。ひりひりと痛む皮膚の状態が名詞化したもの。cold sore(口唇ヘルペス)などの形でよく使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
sore は「痛い」と訳せますが、pain(激しい深部の痛み)や ache(じんじんとした鈍痛)とは使い分けが必要です。sore は筋肉痛や皮膚のひりひりなど、表面的・持続的な痛みに使い、「I have a sore throat(のどが痛い)」のように部位+名詞の形が定番です。
感情的な意味で使われると、単純な「悲しい(sad)」ではなく、傷ついた怒りや根に持つ感情を含みます。「sore loser(負けを認められない人)」はこの用法の典型で、日本語の「悲しむ」とは大きくズレることがあるので注意しましょう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| painful | より広く「痛みを伴う」全般を指し、身体・感情どちらにも使える。sore より客観的・中立的で、ひりひり感よりも痛みの事実を述べる感覚。 |
| aching | じんじん・どきどきとした鈍く持続する痛みを表す。sore より深部の痛みに近く、心の痛みにも使うが感情的な怒りのニュアンスは薄い。 |
| tender | 「触れると痛いほど敏感・デリケートな」感覚を表す。sore と近いが、tender は脆弱さや繊細さに焦点があり、怒りのニュアンスは含まない。 |
| irritated | 感情的な意味での「いらついている・むっとしている」に近いが、皮膚の炎症にも使う。sore より短期的・表面的な苛立ちを指すことが多い。 |
対義語: painless、relieved、content
6派生語・関連語
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sorely
副詞
ひどく、非常に(sorely needed「非常に必要とされている」) -
soreness
名詞
痛み、ひりひりする感覚、傷ついた感情 -
sore loser
名詞(慣用句)
負けを素直に認められない人、敗北に怒る人
7コロケーション
- a sore throat(のどの痛み)
- sore muscles(筋肉痛)
- a sore subject / spot(デリケートな話題)
8確認テスト
“She was sore at him for forgetting their anniversary.”
① 彼女は記念日を忘れた彼に対して悲しんでいた。
② 彼女は記念日を忘れた彼に対してむっとして腹を立てていた。
③ 彼女は記念日を忘れた彼のことを心配していた。
④ 彼女は記念日を忘れた彼のことを許していた。
②
【解説】sore の感情的用法は単なる「悲しい」ではなく、「傷ついてひりひりしている=怒りや不満がくすぶっている」状態を表します。be sore at ~ で「~に腹を立てている、むっとしている」という意味になるため、①の「悲しんでいた」は感情の質がずれており不正解。怒りと傷つきが混在したニュアンスを捉えた②が最も自然です。
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