similar
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は14冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
similarのコアイメージは「ある共通のパターン・型を持っていること」です。ラテン語の similis(同じような)が語源で、「完全に一致する(same)」のではなく、「見比べると共通点が際立つほど似ている」というニュアンスが核心です。双子を想像してください。同一人物ではないけれど、同じ型から生まれたかのようにそっくり。これがsimilarの感覚です。形状・性質・状況・考え方など、あらゆる比較の文脈で使えます。また、数学では「相似」の意味で使われるなど、「比例的に対応する構造が共通している」という用法にも同じコアイメージが流れています。
2意味一覧
-
形容詞
類似した、似ている
2つのものを比べたとき、同じ型・パターンを共有していると感じられる状態。「全く同じ」ではなく「かなり似ている」という程度のニュアンス。 -
形容詞
同様の、同じような(状況・性質が)
見た目だけでなく、状況・傾向・性格など抽象的な要素についても共通のパターンが見られるときに使う。「似た境遇」「似たような問題」などの用法。 -
形容詞
【数学】相似の
図形が「同じ形の型を持ちながら大きさだけ異なる」状態。コアイメージである「共通の型・構造を持つ」がそのまま数学用語として結実した用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「similar to ~」が正しい形。「similar with」や「similar as」は誤り。例:This is similar to that. ✓ / This is similar with that. ✗
sameとの混同に注意。sameは「完全に同一」であることを示すのに対し、similarは「似ているが同一ではない」。例えば「We have the same opinion.(まったく同じ意見)」と「We have similar opinions.(似たような意見)」は意味が異なる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| alike | 「同じように見える・感じられる」という結果・印象に焦点を当てる。述語的にのみ使う(名詞の前には置けない)。例:The twins are alike. / alike twins とは言えない。 |
| analogous | 構造や機能の対応関係に着目した学術的・硬い語。「類比できる」という論理的な共通点を示す。similarよりも知的・分析的なニュアンス。 |
| comparable | 「比較できるほど同等の」というニュアンスで、価値・品質・規模などを並べて比べるときに使う。similarより「釣り合っている」感が強い。 |
| resembling | 「外見・性質がよく似ている」という動詞(resemble)的なイメージで、視覚的・感覚的な類似を強調。similarより比較の分析性が弱く、感覚的。 |
対義語: different、dissimilar、distinct、unlike
6派生語・関連語
-
similarly
副詞
同様に、同じように -
similarity
名詞
類似(点)、共通点 -
dissimilar
形容詞
異なる、似ていない
7コロケーション
- be similar to ~(〜に似ている)
- similar results / similar findings(同様の結果)
- in a similar way / manner(同様の方法で)
8確認テスト
“My new job is similar to my previous one, but the working hours are much better.”
① 私の新しい仕事は前の仕事と全く同じだが、労働時間ははるかに良い。
② 私の新しい仕事は前の仕事に似ているが、労働時間ははるかに良い。
③ 私の新しい仕事は前の仕事より良いが、労働時間の点では同様だ。
④ 私の新しい仕事は前の仕事とは違うが、労働時間は似たようなものだ。
②が正解。similarは「完全に同一(same)」ではなく「共通のパターンを持つほど似ている」というコアイメージを持つ。butで続く節が「でも労働時間は違う」と対比を示しており、「似ているが完全に同じではない」というsimilarの本質が文構造にも表れている。①のように「全く同じ」と訳すとbutの対比が不自然になる。
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