enclose
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
1コアイメージ
encloseの核心は「何かを外側から包み込んで、その中に閉じ込める」イメージです。接頭辞en-は「〜の中に入れる・〜の状態にする」、closeは「閉じる」を意味します。つまり「閉じた空間の中に入れる」がコアです。物理的に壁や柵で「囲む」場合も、封筒の中に書類を「同封する」場合も、どちらも「外側から包んで内部に閉じ込める」という同じイメージから派生しています。日本語では文脈に応じて「囲む」「同封する」「封入する」などと訳し分けますが、根底には常に「包み込んで内側に収める」という感覚があります。
2意味一覧
-
動詞
(手紙・封筒などに)同封する、封入する
封筒という閉じた空間の中に別の物を入れて「包み込む」イメージ。手紙と一緒に小切手や書類を封筒の内部に閉じ込める行為。 -
動詞
(フェンス・壁などで)囲む、取り囲む
土地や空間を柵・壁などで外側から包んで「閉じた空間を作る」イメージ。内部を外と隔絶する点がコアそのもの。 -
動詞
(建物・土地などが)〜を取り囲む、内包する
主語が周囲を囲む存在となり、その内側に何かを閉じ込めるイメージ。「建物が中庭を囲む」のように空間が別の空間を内包する用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「同封する」の意味でencloseを使う場合、Please find enclosed…(ご同封の〜をご確認ください)というビジネス定型表現は頻出。find + 形容詞の語順なので「I enclose a document」より「Please find enclosed the document」が改まった文体では自然。
includeと混同しやすいが、includeは「リストや集合の一部として含む」ニュアンスで囲い込みの物理性はない。encloseは必ず何かが「外側から包まれて内側に入る」物理的・空間的イメージを伴う。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| surround | 「周囲を取り巻く」こと自体を指し、必ずしも内部を閉じ込める意図はない。encloseは「閉じた境界を作って中に収める」意図が明確。 |
| contain | すでに内部に収まっている状態を指す。encloseは外から包み込むプロセスや行為に焦点がある。 |
| attach | メールの「添付」などに使い、物理的に外側からくっつけるイメージ。encloseは封筒の「内部に入れて閉じる」ため、より「内包」のニュアンスが強い。 |
対義語: expose、open up、exclude
6派生語・関連語
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enclosed
形容詞
囲まれた、同封された(enclosed spaceで「閉鎖空間」) -
enclosure
名詞
囲い、囲われた場所;同封物(手紙に同封した書類など)
7コロケーション
- enclose a document / check(書類・小切手を同封する)
- enclose an area with a fence(フェンスで区域を囲む)
- please find enclosed(ご同封のものをご確認ください ※ビジネス定型)
8確認テスト
“The nature reserve is enclosed by a high fence to protect the animals.”
① 自然保護区は動物を保護するために高いフェンスで有名だ。
② 自然保護区は動物を保護するために高いフェンスで囲まれている。
③ 自然保護区には動物を保護するための高いフェンスが同封されている。
④ 自然保護区は動物を保護するために高いフェンスを含んでいる。
②
encloseのコアイメージは「外側から包み込んで内部に閉じ込める」こと。ここでは自然保護区という空間をフェンスが外から包んで「閉じた空間を作る」状況なので「囲まれている」が最も自然。①は意味が変わり誤り。③の「同封」は物理的空間への用法で不自然。④のincludeとの混同に注意。
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