exception
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
1コアイメージ
exceptionはラテン語の「ex-(外へ)+ capere(取る)」が語源で、「全体の集合から外へ取り出された個」というイメージが核にある。ルールや一般則が適用される「内側の世界」に対し、そこから弾き出された存在がexceptionだ。だから単なる「珍しいもの」ではなく、「ある基準・集合から意図的に切り離された存在」というニュアンスを持つ。この「外へ」の感覚が、『例外』(ルールの外)・『除外』(集合の外への排除)・『異例』(通常の枠の外)というすべての訳に共通して流れている。また「take exception to(〜に異議を唱える)」という慣用表現も、「通常の受け入れる範囲の外に置く」というコアイメージから自然に派生している。
2意味一覧
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名詞
例外
規則・一般則という『内側』から外へ取り出されたケースのこと。「ルールがあるから例外がある」という構造を象徴する。 -
名詞
除外、除外された人・もの
集合や対象範囲の外へ取り出す行為・結果そのもの。「〜を除いて」という文脈では除外の意が前面に出る。 -
名詞
異例、まれなもの
通常の範囲から大きく外れた珍しい存在。「外へ飛び出た」イメージが「型破り・異例」の訳を生む。 -
名詞
異議、反論(take exception to〜 の形で)
相手の意見や行為を「自分が受け入れられる範囲の外に置く」ことで、不満・反論を表す慣用的用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「take exception to〜」は入試頻出の慣用表現だが、「例外を取る」と直訳してしまう学習者が多い。正しくは「〜に異議を唱える/〜を不快に思う」の意味。コアイメージ(外へ弾き出す)を押さえておけば迷わない。
「with the exception of〜」(〜を除いて)と「without exception」(例外なく)は混同しやすい。前者は『外へ取り出す』、後者は『外へ出るものがない』と整理すると区別しやすい。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| exclusion | 『排除・除外』という行為や結果そのものに焦点を当てる。exceptionよりも意図的・制度的な締め出しのニュアンスが強く、人や集団が対象になることが多い。 |
| anomaly | 『通常のパターンから外れた異常・異例』に焦点。科学・統計・分析の文脈で使われることが多く、exceptionよりも技術的・客観的なトーン。 |
| rarity | 『めったにないもの・希少なもの』という頻度の少なさを強調。exceptionがルールとの関係を含意するのに対し、rarityは単純な稀少性を指す。 |
対義語: rule、norm、standard
6派生語・関連語
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exceptional
形容詞
例外的な、並外れた、特別優れた
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exceptionally
副詞
例外的に、並外れて、非常に -
except
前置詞・接続詞・動詞
〜を除いて(前)/〜でなければ(接)/除外する(動)
7コロケーション
- make an exception(例外を設ける)
- with the exception of〜(〜を除いて)
- take exception to〜(〜に異議を唱える)
8確認テスト
「My teacher made an exception for me and allowed me to submit the report late.”
① 私の先生は私のために例外を作り、レポートの遅れた提出を認めてくれた。
② 私の先生は私のために例外に反対し、レポートの提出を拒否した。
③ 私の先生は私を除外して、レポートの提出期限を決めた。
④ 私の先生は私のことを異例だと感じ、レポートを代わりに書いてくれた。
①
「make an exception」は「(通常のルールの外へ取り出す=)例外を設ける」という最頻出コロケーション。allowと組み合わさることで『通常は認めないが、特別に許可する』という文脈が完成する。②はtake exception toの混同、③④はコアイメージから大きく外れた誤訳。
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