famine
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
1コアイメージ
famineのコアイメージは「広域にわたる、長期的・壊滅的な食料の欠如」。ラテン語のfames(飢え)を語源とし、単に「腹が減っている」(hungry)や一時的な「食料不足」(shortage)を超えた、地域・国家レベルで多数の死者を生む深刻な危機状態を指す。個人レベルの空腹ではなく、社会・歴史的な規模の問題として使われるのがポイント。転じて食料以外の深刻な欠乏(a famine of information:情報の極端な欠如)にも比喩的に用いられることがある。この「社会的・壊滅的規模の欠乏」というコアイメージを押さえることで、単なる訳語の暗記を超えた運用が可能になる。
2意味一覧
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名
飢饉、大規模な食糧不足
社会・地域全体を覆う壊滅的な食料の枯渇状態であり、多数の死者を伴う点がコアイメージに直結する。 -
名
(比喩)あるものの深刻な欠乏・枯渇
「壊滅的規模の欠如」というコアイメージが食料以外にも拡張され、情報・資源・人材などが極端に不足している状況を表す比喩表現として使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
hunger(個人の空腹感)やshortage(一時的・局所的な不足)と混同しやすい。famineは必ず社会・地域規模の長期的・致命的な食料危機に使うのが基本で、「お腹がすいた」という意味では絶対に使わないことを覚えておこう。
発音注意:famine(fˈæmɪn)はfamous(fˈeɪməs)と混同しやすい。アクセントはどちらも第1音節だが、母音の音(æ vs eɪ)が全く異なる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| starvation | starvationは「餓死・飢え死に」という結果・状態(個人〜集団レベル)に焦点を当てる。famineは飢饉という社会現象そのものを指す。 |
| drought | droughtは「干ばつ(雨不足)」でfamineの原因になり得る自然現象。famineは食料欠乏という社会的帰結であり、原因と結果の関係がある。 |
| scarcity | scarcityは「希少性・不足」全般を指す中立的な語で、規模・深刻度はfamineほどではなく、食料以外にも広く使える。 |
対義語: abundance、plenty
6派生語・関連語
-
famished
形
(口語)ひどく空腹な、腹ぺこの(famineのコアイメージから派生した形容詞)
7コロケーション
- suffer from famine(飢饉に苦しむ)
- cause / trigger a famine(飢饉を引き起こす)
- famine relief(飢饉救済・救援活動)
8確認テスト
“Aid organizations rushed to the region to prevent a famine after the prolonged drought destroyed the harvest.”
①個人的な飢え
②大規模な飢饉
③食べ物の好き嫌い
④一時的な食料不足
②大規模な飢饉。長期的な干ばつが収穫を壊滅させた後の地域規模の危機を指しており、社会・地域全体に及ぶ壊滅的な食料欠乏というfamineのコアイメージに合致する。①は個人レベル(hunger/starvation)、③はまったく無関係、④はshortageに相当し規模・深刻度が不足する。
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