labor の意味・コアイメージ・例文|VENN4000英単語

labor

/léɪbɚ/
【名】労働、骨折り、労働者、分娩、仕事

重要度
13/23
ⓘ 重要度とは
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。

1コアイメージ

labor の核心
「力を注ぐ骨の折れる営み」

laborのコアイメージは「相当なエネルギーや努力を費やす、骨の折れる営み」である。単なる「作業(work)」と異なり、肉体的・精神的な負荷・重さを伴うことが本質にある。この「重い努力」というイメージが名詞の「労働・骨折り」を生み、そこに従事する人々を指して「労働者」となる。さらに出産を意味する「分娩」も、母体が全力を尽くして行う最も過酷な肉体的営みとして同じ根から派生している。動詞でも「苦労しながら取り組む・あえぐ」といった重さのある行為を表す。英語話者の感覚では laborには常に「楽ではない、相当な負荷がかかる」というニュアンスが染み込んでいる。

2意味一覧

  • 名
    労働、骨折り、苦労
    エネルギーと努力を大量に注ぐ行為というコアイメージが直接あらわれた意味。軽い作業ではなく、重みと負荷を伴うプロセスを指す。
  • 名
    労働者(集合的に)、労働力
    「骨折りを担う人々」という集合的なイメージで、特に資本(capital)に対置される生産要素としての「労働力・労働者階級」を指す。
  • 名
    分娩、陣痛
    出産は人体が行う最も過酷で力を要する営みであり、「極限の肉体的骨折り」というコアイメージがそのまま「お産の苦しみ」を表す。
  • 名
    仕事、成果
    骨を折って成し遂げた結果としての「仕事・成果物」を指すこともある。the labors of Hercules(ヘラクレスの難業)のような用法がその典型。
  • 動
    苦労して取り組む、あえぐ、(議論・説明を)くどくどと続ける
    「重い負荷を背負いながら進む」イメージが動詞化したもの。labor under a misapprehension(誤解に苦しむ)やlabor the point(くどくど繰り返す)にもこの重さが表れる。

3例文

Even I can do physical labor, you know.
私だって肉体労働ができますよ。
肉体に直接かかる重い負荷というコアイメージが「肉体労働」に直結している。
She was in labor for twelve hours before the baby was born.
赤ちゃんが生まれるまで、彼女は12時間陣痛に苦しんだ。
「骨折りの極み」というコアイメージが出産の苦しみ=分娩・陣痛を表している。
He labored over the report well into the night.
彼は深夜まで苦労してレポートに取り組んだ。
動詞用法。「重い負荷を背負いながら懸命に進む」イメージがそのまま出ている。

4よくある間違い・注意点

ここに注意

laborとworkを同義語として使いがちだが、workが中立的な「作業・仕事」なのに対し、laborは必ず「骨が折れる・負荷が重い」という重みのニュアンスを持つ。軽い作業にlaborを使うと大げさに響くことがある。

「分娩」の意味を見落としやすく、医療・育児文脈でin laborやgo into laborが出たときに意味がとれないケースが多い。

5類義語・対義語

類義語 コアイメージの違い
work 最も汎用的な「仕事・作業」。負荷の軽重を問わず使えるが、laborほど「苦しさ・重さ」のニュアンスはない。
toil laborより更に過酷で消耗を強調する。laborが職業的・組織的な労働を含むのに対し、toilはひたすら身を削るような苦闘に近い。
effort 特定の目的のために注ぐ「努力・尽力」。骨折りの結果に焦点が当たるニュアンスで、organizationや集合的な労働力の含意はない。
travail 文語・詩語的で非常に苦痛を伴う労苦や試練を指す。分娩の苦しみにも使われ、laborと語源的に関連が深いが、よりフォーマルで文学的。

対義語: leisure、rest、capital(経済用語として)

7コロケーション

  • manual / physical labor(肉体労働)
  • go into labor(陣痛が始まる、お産に入る)
  • labor force(労働力、働き手)

8確認テスト

次の英文の下線部の意味として最も自然なものを選びなさい。

“The doctor confirmed that she had gone into labor and would deliver soon.”

① 彼女が労働組合に加入したと医師が確認した。
② 彼女が陣痛に入り、もうすぐ出産すると医師が告げた。
③ 彼女が過酷な労働を強いられていると医師が確認した。
④ 彼女が仕事を辞めようとしていると医師が告げた。

▶ クリックして解答を表示
② laborには「分娩・陣痛」という意味があり、go into laborは「陣痛が始まる・お産に入る」という定型表現。deliver(出産する)というヒントも合わせると、医療の文脈でのlaborが「骨折りの極み=出産の苦しみ」を指しているとわかる。①③④はいずれもlaborを「労働」の意味で解釈した誤りで、deliverとの文脈的整合性がない。


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