advocate
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
advocateの語源はラテン語の「ad-(〜の方へ)+ vocare(呼ぶ・声を出す)」。つまり「誰かのために声を上げる」というのが根底のイメージだ。古くは法廷で依頼人のために弁論する「弁護士・代弁者」を意味していた(名詞用法)。そこから派生して「ある考えや立場を支持するために積極的に発言・行動する」という意味が生まれた。単なる「賛成」ではなく、公に・能動的に声を上げて押し進めるというニュアンスが核にある。受動的な同意ではなく、自分から働きかける能動性がこの語の本質である。
2意味一覧
-
動詞
(考え・政策などを)公に支持する、提唱する、擁護する
「声を上げて側に立つ」イメージそのまま。ある主義・政策・立場のために積極的に発言し、推進しようとする行為を指す。 -
名詞
(主義・政策の)提唱者、支持者;弁護士・弁護人
「声を上げて誰かの側に立つ人」が名詞化したもの。法廷で依頼人のために弁論する弁護士がもともとの意味で、そこから広く「ある主張の代弁者」へと拡張された。
3例文
4よくある間違い・注意点
「advocate for +人」と「advocate +こと」の使い分けに注意。人のために声を上げるときは advocate for [人/グループ]、考えや政策を推進するときは advocate [名詞] または advocate for [考え] を使う。例えば advocate for the poor(貧困層のために)、advocate a reform(改革を主張する)。
proposeと混同しやすいが、proposeは「新しい案を提示する」という行為に焦点があるのに対し、advocateは「すでにある考えや立場を積極的に支持・推進する」という継続的なコミットメントを含む。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| promote | ある物事を広めようとする働きかけ全般を指し、advocateより中立的で商業的な文脈でも使う。声を上げる個人のコミットメント感はやや薄い。 |
| champion | 主義や人のために「旗手として」戦うニュアンスがあり、advocateより戦闘的・英雄的な含みがある。 |
| support | 賛成・支持という点で共通するが、supportは受動的な同意も含む。advocateは必ず公に能動的に声を上げる積極性を伴う。 |
| endorse | 公式に承認・推薦するニュアンスで、権威ある立場からのお墨付きを与える感覚が強い。advocateの「継続的に声を上げる」感はない。 |
対義語: oppose、denounce
6派生語・関連語
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advocacy
名詞
(主義・政策などへの)擁護・支持活動、提唱;弁護 -
advocate
名詞
提唱者、支持者、弁護士(ˈædvəkət と動詞と同じ発音・スペルだが品詞が異なる)
7コロケーション
- advocate for human rights(人権のために声を上げる)
- a strong / outspoken advocate(声高な擁護者・提唱者)
- advocate a policy / reform(政策・改革を推進する)
8確認テスト
“The nonprofit organization has long advocated for affordable housing in urban areas.”
① 都市部の手頃な住宅について長期的に調査してきた
② 都市部の手頃な住宅の実現を長年にわたって訴え続けてきた
③ 都市部の手頃な住宅を長期間にわたって建設してきた
④ 都市部の手頃な住宅について長い間反対してきた
②が正解。advocateのコアイメージは「公に声を上げて側に立つ」であり、NGOが政策実現に向けて積極的に働きかけ訴え続けるという継続的・能動的な姿勢を表す。①は「調査」、③は「建設」、④は意味が逆で誤り。「has long advocated(現在完了+長い間)」が継続的な運動を示しており、②の「訴え続けてきた」が最も自然。
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