anniversary
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
1コアイメージ
anniversaryはラテン語の「annus(年)」と「versus(回る・戻る)」に由来する。つまりコアイメージは「1年という時間が一周して戻ってくる特別な日」。単なる「記念日」ではなく、必ず「毎年繰り返される周年」という概念が含まれる点が重要だ。結婚記念日・創業記念日・事件の節目など、過去の出来事から数えて何年目かを意識しながら使われる。そのため「birthday(誕生日)」のように一回限りの出来事には使わず、またbirthday自体もanniversaryとは区別される。「年」単位の周期性が必ずそこにある。
2意味一覧
-
名詞
(毎年の)記念日・周年記念日
1年が一周して戻ってくるその日を指すため、必ず「○周年」という年単位の繰り返しが前提にある。 -
名詞
記念祭・周年祭(記念日に行う行事・祝典)
記念日そのものだけでなく、その日に行われるお祝いや式典を指すこともある。文脈によって「記念日」か「記念式典」かを読み取ることが必要。 -
名詞(形容詞的用法)
○周年の〜(anniversary editionなど)
名詞が形容詞的に使われ、「○周年記念の〜」という意味になる。anniversary editionで「記念版」、anniversary tourで「周年ツアー」など商品名や催し物の表現によく登場する。
3例文
4よくある間違い・注意点
「誕生日(birthday)」はanniversaryとは言わない。anniversaryは結婚・創業・事件など『過去の特定の出来事』の周年に使う言葉で、人の誕生日に使うのは英語話者には不自然に聞こえる場合が多い。ただし「the anniversary of one’s birth」という形なら可能。
anniversaryには必ず『年単位の周回』が含まれるため、月単位・週単位の記念日(例:交際1ヶ月)にanniversaryを使うのは厳密には誤り。そういった場合はmonthly anniversaryと言うこともあるが、これは口語的・非公式な用法であることを知っておこう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| commemoration | 過去の出来事を記念・追悼する行為や式典そのものに重点。必ずしも毎年繰り返す周年性はなく、一度きりの記念式典にも使える。 |
| jubilee | 特に25周年・50周年・100周年など節目となる大きな周年を指す祝典。anniversaryより祝祭色が強く、規模感がある。 |
| milestone | 人生や歴史における重要な通過点・節目。年の周回という概念はなく、初めて達成された出来事そのものに使う。 |
6派生語・関連語
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annual
形容詞・名詞
毎年の・年刊の(同じ語根 annus「年」から)
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biannual / biennial
形容詞
年2回の / 2年ごとの(bi-「2」+年の意)
7コロケーション
- celebrate an anniversary(記念日を祝う)
- wedding anniversary(結婚記念日)
- the 50th anniversary of 〜(〜の50周年)
8確認テスト
“The museum organized a special exhibition to mark the 150th anniversary of the artist’s birth.”
① その芸術家の誕生日
② その芸術家の生誕150周年
③ その芸術家の150歳の記念
④ その芸術家の命日150年目
② その芸術家の生誕150周年。anniversaryは「1年が一周して戻る」というコアイメージをもち、必ず『何年目』という周年性を含む。文脈は「誕生から150年目の周年記念」であるため、単なる「誕生日」(①)や「命日」(④)ではなく、「生誕150周年」が最も正確で自然。③は日本語として不自然。
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