committee
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は13冊に掲載されています。
1コアイメージ
committeeは動詞commitの名詞形で、commitの語源はラテン語「com-(共に)+mittere(送る)」。つまり「特定の目的や任務のために共に送り出された人たち」がコアイメージ。重要なのは「任務・権限を明示的に委ねられている」点で、単なる集まりではなく、何らかの決定や審議を行う権限を持つ正式な組織を指す。だから「委員会」という日本語が当てられる。また「委員」(委員会の構成メンバー)という意味にも使える。いずれの意味も「託された役割を果たす人・集団」という根底にある一つのイメージから派生している。
2意味一覧
-
名
委員会(審議・決定の権限を委ねられた公式な組織)
特定の目的のために権限を委ねられた人々の集まりというコアイメージが、組織としての「委員会」に対応する。 -
名
委員(委員会の構成メンバー)
委員会を構成する個々の「任務を委ねられた人」という意味。文脈によって組織全体か個人かで訳し分ける。 -
名
(法)後見人・管理受託者(財産や人身の管理を法的に委ねられた者)
「何かを公式に委ねられた人」というコアイメージが法的文脈に拡張された用法で、稀だが重要な意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
committeeは単数形でも集合名詞として「委員会は〜する」と複数扱いになることがある(特にイギリス英語)。The committee are divided on the issue.(委員会は意見が分かれている)のように、内部の個々人を意識するときは複数扱いが自然。一方、日本語感覚で常に単数扱いにしてしまうのは注意が必要。
board(取締役会・理事会)やcouncil(評議会・議会)と混同しやすい。committeeは「特定の目的のために設置された」一時的または常設の小組織というニュアンスが強く、boardやcouncilに比べてより限定的な任務を持つ場合が多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| board | 組織全体を統括する上位の意思決定機関(取締役会・理事会)。committeeより権限の範囲が広く、常設の性格が強い。 |
| council | 地方議会や評議会など、より公的・政治的な合議体を指すことが多い。committeeより規模が大きく正式な印象。 |
| panel | 専門家や審査員の集団。特定の問題を検討したり審査したりするためのグループで、committeeより非公式・一時的な場合が多い。 |
| task force | 特定の課題解決のために組まれた特別チーム。committeeより一時的で機動的な印象。 |
対義語: individual(個人)、one-man operation(一人組織)
6派生語・関連語
7コロケーション
- serve on a committee(委員会に参加する・委員を務める)
- set up / establish a committee(委員会を設置する)
- standing committee(常任委員会)
8確認テスト
The organizing committee has the authority to disqualify any participant who violates the rules.
① 組織委員
② 運営委員会
③ 管理理事会
④ 審査パネル
② 運営委員会。organizing committee は「大会や行事の運営のために権限を委ねられた正式な組織」であり、「委員会」と訳すのが最も自然。①は個人(メンバー)を指す訳なのでorganizing committeeの意味に合わない。③のboard(理事会)は常設の統括機関という異なるニュアンスがある。④のpanelは別の単語で、より非公式な集団を指す。committeeのコアイメージ「特定目的に権限を委ねられた集団=委員会」が直接表れた典型例。
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