coordinate
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
coordinateのコアイメージは「バラバラに存在する複数のものを、同じ秩序・基準のもとに整然と並べる・動かす」こと。語源はラテン語のco-(共に)+ordinare(順序立てる)。「調整する」という日本語訳はよく使われるが、その本質は「単に整えるだけでなく、複数の要素を同じ軸・方向で揃え、噛み合わせること」にある。だから、会議の日程調整でも、スポーツでの体の動きの協調でも、数学の座標でも、すべて「複数のものが同じ基準軸の上でぴたりと整合している」という共通のイメージが根底にある。
2意味一覧
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動詞
調整する・連携させる
バラバラに動く複数の人や計画を、同じ方向・基準に揃えて噛み合わせること。「調整する」はこのイメージの最も直接的な表現。 -
動詞
(動作・機能などを)協調させる・まとめ上げる
体の各部位の動きや、組織内の部署など、それぞれ独立した要素を一つの秩序のもとに機能させること。 -
形容詞
同等の・対等な
同じ基準軸の上に並んでいるイメージから、「上下関係なく同じ次元に位置する=対等」という意味が生まれる。 -
名詞
座標(coordinates)
x軸・y軸という共通の基準軸の上に点の位置を定めるのが座標。「共通の基準で位置を特定する」というコアイメージそのもの。 -
名詞
(ファッション)コーディネート・組み合わせアイテム
色・デザインという共通の基準で複数の服飾アイテムを揃えて調和させること。日本語の「コーデ」はここから来ている。
3例文
4よくある間違い・注意点
「調整する」という訳に引きずられて、adjust(値・量・条件などを細かく調節する)と混同しやすい。coordinateは「複数の主体・要素を噛み合わせる」ニュアンスが強く、adjustは「一つのものを基準に合わせて微調整する」イメージ。例えばスケジュールの「数字をずらす」なら adjust、「複数人の予定を合わせる」なら coordinate が自然。
名詞形のcoordinatesは必ず複数形で使う(x座標とy座標の組み合わせだから)。単数形のcoordinateを座標の意味で使うと不自然になるので注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| organize | バラバラなものに「構造・体制」を与えて整えること。coordinateが「複数の要素を噛み合わせる動的な連携」を強調するのに対し、organizeは「まとまりのある構造を作る」静的な整理のイメージが強い。 |
| synchronize | 「時間軸」を共通基準として複数のものを揃えること(時刻合わせ・タイミングを合わせる)。coordinateよりも「同時性」に特化したイメージ。 |
| harmonize | 音楽の和音のように、複数の要素が「美しい調和・一体感」を生むこと。coordinateが機能的な連携を指すのに対し、harmonizeは美的・感情的な調和に使われることが多い。 |
対義語: conflict、clash、disorganize
6派生語・関連語
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coordination
名詞
調整・連携・協調(hand-eye coordinationで「手と目の協調」) -
coordinator
名詞
コーディネーター・調整役(複数の要素を噛み合わせる人) -
coordinated
形容詞
調和のとれた・連携の取れた(a coordinated attack「連携した攻撃」) -
uncoordinated
形容詞
動きがぎこちない・連携が取れていない
7コロケーション
- coordinate efforts(努力を結集する・連携して取り組む)
- coordinate with 〜(〜と連絡を取り合う・〜と調整する)
- coordinate a response(対応策を調整・統括する)
8確認テスト
“The relief organization needs someone to coordinate volunteers from different countries.”
①対等に扱う
②統括して動かす
③座標を調べる
④調節して減らす
②統括して動かす。異なる国から来たバラバラなボランティアを、一つの秩序・方針のもとに整えて機能させるのがcoordinateのコアイメージ。①はcoordinateの形容詞的意味だが文脈に合わない。③は名詞用法の誤解。④はadjustやreduceのイメージであり、coordinateには「減らす」という意味はない。
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