respective
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
respectiveは「respect(注目する・関連する)」という語根から来ており、複数の人やものが「それぞれ自分に対応するもの」に結びついているイメージを持つ。たとえば「A・B・CがそれぞれのX・Y・Zに帰属する」という対応関係を強調する形容詞だ。単に「いくつかある」と言いたいわけではなく、「誰のもの・どれに対するもの」という個別の対応・紐づけを意識させる点がポイント。そのため、複数の主体が登場し、それぞれが異なる役割や場所・役目を担っている文脈で使われることが多い。「各々の固有の」というニュアンスが底流にある。
2意味一覧
-
形容詞
それぞれの・各自の・各々に対応した
複数の対象が「自分に紐づくもの」を持っているという対応関係を強調するため「それぞれの」と訳される。混在させず個別に割り当てられているニュアンスがある。 -
形容詞(強調用法)
各自固有の・それぞれ別々の
「各自が他と混同されない、固有の・専用の」という意味合いが強い場面では「それぞれ別々の」と訳すと自然になる。個々のアイデンティティや責任の独立性を強調するときに使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
respectiveは常に「複数の対象どうしの対応関係」がある文脈で使われるため、単数の名詞の前には使えない。「He went to his respective room.」のような一人称単数での使用は不自然で誤り。
respectful(敬意を表す)・respectable(立派な)・respectiveは語形が似ているため混同しやすい。respectiveに「尊敬」の意味はまったくない点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| each | eachは「一つひとつ個別に」という個体への着目を示すが、respectiveは複数の主体とそれに対応する複数の対象との「対応関係・紐づけ」を強調する点が異なる。 |
| individual | individualは「集団ではなく個人・個別である」という独立性を強調するのに対し、respectiveは「誰のものか・どれに対応するか」という帰属関係に焦点を当てる。 |
| separate | separateは「分離・独立している」という物理的・概念的な切り離しを意味するのに対し、respectiveは切り離しよりも「対応の明確さ」を重視する。 |
対義語: collective、common、shared
6派生語・関連語
7コロケーション
- their respective roles(それぞれの役割)
- return to their respective homes(それぞれの家に帰る)
- each in their respective field(それぞれの分野において)
8確認テスト
“After the project ended, the team members went back to their respective departments.”
① みんなで同じ部署に戻った
② それぞれ元々所属していた部署に戻った
③ 尊敬できる部署に戻った
④ 別々の他人の部署に戻った
②「それぞれ元々所属していた部署に戻った」が正解。respectiveは「複数の人間が各自に対応した場所・もの」に帰属するという紐づけを表すため、「各自が自分の部署へ」というニュアンスが正確に伝わる②が最適。①は対応関係が消えており、③は「respectful(敬意ある)」と混同した誤り、④は「他人の」という意味にはならない。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。