defend
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
1コアイメージ
defendのコアイメージは「外部からの攻撃・批判・危険に対して、何かを守り抜く」こと。物理的な攻撃を防ぐ「守備・防衛」だけでなく、法廷での批判・訴追から人を守る「弁護」、議論での批判から持論を守る「擁護・論証」にも広がる。共通するのは、「攻撃してくるものに対して能動的に対抗し、対象を守る」という構図。protectが「危険にさらされないよう包み込んで保護する」のに対し、defendは「向かってくる攻撃を正面から受け止めてはね返す」ニュアンスが強い。
2意味一覧
-
動
(物理的・軍事的に)守る、防衛する
外部の敵や脅威が「攻撃してくる」のを正面から受け止め、対象を守るコアイメージがそのまま現れた意味。 -
動
(法廷で)弁護する
検察の訴追という「攻撃」に対して、被告人を守るために言葉で対抗する行為。法廷での攻防がコアイメージと完全に一致する。 -
動
(批判・異論に対して意見・行動を)擁護する、正当化する
批判という「攻撃」から自分の意見や行動を守り、正しさを主張する。「自分の立場を守り抜く」という構図がコアイメージそのもの。 -
動
(スポーツで)守備する、タイトルを防衛する
相手チームの得点という「攻撃」を防ぐこと、または現在保有するタイトルへの挑戦を「守り抜く」こと。競技の文脈でもコアイメージが一貫している。
3例文
4よくある間違い・注意点
defendとprotectを混同しやすいが、protectは「危険が及ばないよう事前に包んで保護する」(例:sunscreen protects your skin)のに対し、defendは「向かってくる攻撃に正面から対抗して守る」というニュアンス。法廷や議論・スポーツなど対立構造がある場面ではdefend、安全を確保するための予防的保護にはprotectが自然。
「論文・学位を守る」という意味でdefend one’s thesisという表現があるが、これは審査員の質問・反論という攻撃から自分の主張を守ることなので、日本語の「発表する」「提出する」とは異なるニュアンスをもつ点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| protect | 危険にさらされないよう予防的・包括的に保護するイメージ。攻撃が既に向かってくる対立構図はなく、シールドで覆うように守る。 |
| guard | 見張りながら侵入・危害を防ぐイメージ。番兵のように常時監視・警戒して守るニュアンスが強く、物理的な防護に使われることが多い。 |
| advocate | 「支持・擁護する」意味では近いが、advocateは攻撃を受けているかどうかに関係なく積極的に支持を訴えるニュアンス。defendは攻撃への反応として守るイメージ。 |
| justify | 行動や判断が正当であると理由を述べる。defendが「批判への対抗」なら、justifyは「正当性の論証」に焦点があり、より論理的説明に重心がある。 |
対義語: attack、accuse、prosecute
6派生語・関連語
-
defense / defence
名
防衛、守備、弁護、擁護 -
defendant
名
被告(法廷で弁護される側の人) -
defender
名
守る人、弁護人、(スポーツの)ディフェンダー -
defensive
形
防衛的な、守備的な、(批判に)身構えた -
defenseless
形
無防備な、守るものがない -
indefensible
形
弁護の余地のない、正当化できない
7コロケーション
- defend one’s title(タイトルを防衛する)
- defend oneself against~(〜に対して自分を守る/反論する)
- defend one’s position(立場・持論を擁護する)
8確認テスト
“When criticized by his colleagues, he calmly defended his decision to restructure the team.”
① 彼は同僚に批判されたとき、チームを再編成するという決断を冷静に守り続けた。
② 彼は同僚に批判されたとき、チームを再編成するという決断を冷静に擁護した。
③ 彼は同僚に批判されたとき、チームを再編成するという決断を冷静に弁護した。
④ 彼は同僚に批判されたとき、チームを再編成するという決断を冷静に防衛した。
②が正解。この文脈では同僚の批判(=攻撃)に対して、自分の判断を正当化・擁護するためにdefendが使われている。①の「守り続けた」は物理的継続の語感が強く不自然。③の「弁護した」は法廷用語としての印象が強く、職場の文脈にはやや不自然。④の「防衛した」は軍事的ニュアンスが強すぎる。「批判への対抗として自分の立場を守る」=「擁護した」が最もコアイメージと文脈に合致する。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。