desirable
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
desirableの根底にあるのは「desire(強く望む・欲する)」という動詞です。単なる「良い」ではなく、「人が積極的に求めたくなるほど価値がある」というニュアンスがコアイメージです。客観的な評価として「多くの人が欲しがる・目指したい」状態を指すため、条件・場所・人・スコアなど幅広い対象に使えます。「望ましい」と訳す場合は実用的な基準への適合を、「魅力的な」と訳す場合は感情的な引力を表しますが、どちらも根底には「そこに向かって人が引き寄せられる」というコアイメージが共通しています。
2意味一覧
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形容詞
望ましい、理想的な
「人々が強く求めるに値する」というコアイメージから、基準・条件・結果などが「そうあるべき理想の状態」であることを表す。 -
形容詞
魅力的な、好ましい
人・物・場所が「他者の欲求を引き起こすほど価値がある」というコアイメージから、感情的・審美的な引力を持つさまを表す。 -
形容詞
(条件・資格などとして)あると有利な、求められる
求人広告などで「必須ではないが、持っていれば積極的に求めたい」というニュアンスで使われる。コアイメージの「欲する価値がある」が実務的な文脈に現れた用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
求人票での「desirable」は「必須(required/essential)」ではなく「あれば望ましい(あると有利)」という意味。required と混同してしまうと、応募資格の有無を誤解する恐れがある。
「望ましい」と機械的に訳しがちだが、文脈によっては「人気の」「魅力的な」「有利な」など別の日本語の方が自然になる。コアイメージ(強く求めたくなる価値)から都度訳語を選ぶ習慣をつけよう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| preferable | 「比較して、こちらの方がよい」という相対的な好みを表す。desirableが「それ自体に求める価値がある」という絶対的ニュアンスを持つのに対し、preferableは選択肢がある中での優先を示す。 |
| attractive | 主に見た目や感情的な引きつけ方を指す。desirableが「求めたくなる価値全般」を指すのに対し、attractiveは視覚・感情的な魅力に焦点が当たりやすい。 |
| ideal | 「理想通りの、完璧な」というニュアンスが強く、現実からやや切り離された最高状態を指す。desirableは現実的に手が届く範囲で「欲しがられる」という感覚がある。 |
対義語: undesirable、undesired、unwanted
6派生語・関連語
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desire
名詞・動詞
(強い)欲求、願望/強く望む
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undesirable
形容詞
望ましくない、好ましくない -
desirably
副詞
望ましい形で、理想的に -
desirability
名詞
望ましさ、魅力度
7コロケーション
- highly desirable(非常に望ましい/人気が高い)
- desirable qualities / skills(望ましい資質・スキル)
- desirable outcome / result(望ましい結果・成果)
8確認テスト
“Fluency in a second language is desirable for candidates applying for this position.”
① その職に応募する候補者にとって、第二言語の流暢さは必須である。
② その職に応募する候補者にとって、第二言語の流暢さがあれば尚可である。
③ その職に応募する候補者にとって、第二言語の流暢さは無意味である。
④ その職に応募する候補者にとって、第二言語の流暢さは禁止されている。
正解は②。desirableは「強く求められるほど価値がある」というコアイメージを持ちつつも、必須条件(required / essential)とは区別される。求人文脈では「あれば積極的に歓迎する=尚可」というニュアンスが標準的。①のように「必須」と訳すとrequiredと混同した誤訳になる。
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