district
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
1コアイメージ
districtのコアイメージは「特定の目的・機能・特徴によって他から区別された区域」。語源はラテン語のdistringere(引き離す)で、「引いた線によって区切られた空間」というイメージを持つ。単なる「場所」や「地域」と違い、行政・商業・文化など何らかの機能や境界によって明確に区分されているニュアンスが強い。そのため「school district(学区)」「business district(商業地区)」のように、何らかの役割や制度によって設けられた区域を指すことが多い。日本語の「地区・管区・地域」はどれも文脈次第で当てはまるが、常に「目的や機能で区切られた区域」というイメージが根底にある。
2意味一覧
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名詞
地区・区域(行政・機能・特徴によって区分された地域)
目的・機能によって他と区別された区域というコアイメージがそのまま「地区・区域」になる。行政区画や特定用途の区域を指すことが多い。 -
名詞
管区・行政区(公的・制度的に定められた区域)
境界線が制度的・公式に引かれている場合に「管区」と訳される。選挙区や学区など、法律や制度で設けられた区分に特によく使われる。 -
名詞
(地区の)一帯・街区(景観・文化的特色による区分)
美しい景色や歴史的建造物など、共通の特徴を持つエリアも「区切られた区域」として捉えられるため、観光地や街の特定エリアを指す文脈でも使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
areaやregionと混同しがち。areaは漠然とした「範囲・周辺」、regionは地理的に広い「地方・地域」を指すのに対し、districtは制度や機能によって明確に区切られた区域というニュアンスが強い。例えば「the Lake District(湖水地方)」のように固有名詞化されている例も多い。
日本語の「地域」と1対1対応させてしまい、districtを何でも「地域」と訳してしまうのは注意。文脈によって「学区」「選挙区」「商業地区」「管区」など、境界の目的を意識して訳し分けることが大切。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| area | 境界が曖昧で漠然とした「場所・範囲」。districtのような制度的・機能的な区切りのニュアンスはなく、より日常的・口語的に使われる。 |
| region | 地理的・文化的にまとまった「地方・地域」で、districtより広い範囲を指すことが多い。国レベルや大陸レベルの区分にも使われる。 |
| zone | 特定の規制・用途・性質によって設定された「ゾーン・区域」。districtより専門的・技術的な文脈(time zone, danger zoneなど)で使われやすい。 |
| quarter | 都市内の特定コミュニティや文化的特色を持つ「地区・街区」。Latin quarterのように、文化・民族的背景を持つ区域に使われることが多い。 |
対義語: whole country、nation
6派生語・関連語
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district attorney
名詞(複合語)
(米)地方検事(DA)
7コロケーション
- school district(学区)
- business district(商業地区・ビジネス街)
- electoral district(選挙区)
8確認テスト
「The electoral district was redrawn after the census.」
① 選挙の地域はセンサスの後に引っ越した
② 選挙区は国勢調査後に線引きが変更された
③ 選挙の地域はセンサスの後に再発見された
④ 選挙管理区は国勢調査の前に廃止された
②。districtは制度・機能で区切られた「区域」というコアイメージを持つため、「選挙区」が最も自然。redrawは「(境界線を)引き直す・変更する」、censusは「国勢調査」の意味。districtを「地域」と訳すと曖昧で不自然であり、ここでは明確な制度的境界線をもつ「選挙区」という訳が正確。
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