erupt
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
eruptのコアイメージは「内部に蓄積されたエネルギーや圧力が、制御を突き破って外へ激しく噴き出す」こと。火山の噴火が典型で、マグマが地殻を突き破って噴出する様子がまさにこれ。重要なのは「内側→外側」という方向性と「抑えきれない爆発的な力」の2点。火山だけでなく、感情・笑い・怒り・暴力・混乱など、人間の内面に溜まっていたものが一気に外へ解放される場面にも広く使われる。また、ニキビや発疹が皮膚から噴き出す医学的な文脈でも使われる。日本語の「噴火する」より適用範囲が広く、「溜まっていたものが爆発的に表面化する」あらゆる場面をカバーする点が英語らしいニュアンスといえる。
2意味一覧
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動詞(自動詞)
(火山が)噴火する
マグマという内部の圧力が地表という「蓋」を突き破って噴き出す、コアイメージそのものの用法。 -
動詞(自動詞)
(感情・笑い・怒りなどが)爆発する、噴き出す
人の内側に溜まった感情が「抑えきれなくなって外へ飛び出す」場面に使われる。元データの「笑いが胸から噴き出した」がまさにこの用法。 -
動詞(自動詞)
(騒動・暴力・戦争などが)突然起こる、勃発する
社会の緊張という「内部圧力」が臨界点を超えて外に爆発する、という同じメカニズム。 -
動詞(自動詞)
(発疹・ニキビなどが皮膚に)吹き出る【医学的用法】
皮膚の下から表面へ「噴き出す」という方向性がコアイメージと完全に一致。受験では見落とされがちだが重要な意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
「噴火する」という訳に引きずられて、火山以外の文脈(感情・暴動・発疹)で使われているときに意味が取れなくなる学習者が多い。コアイメージ「内側から激しく噴き出す」を覚えれば、どの文脈でも柔軟に対応できる。
explodeと混同しやすいが、eruptは「蓄積されたものが内側から噴き出す」プロセスを含意するのに対し、explodeは「瞬間的な爆発」に焦点を当てる。eruptの方が「溜まっていた」という背景が感じられる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| explode | 瞬間的・外部的な爆発に焦点。eruptが「内部から噴き出す」プロセスを重視するのに対し、explodeは爆発の瞬間そのものを指す。 |
| burst | 「限界を超えて破裂する」イメージ。容器が内部圧力で破れる感覚が強く、burst into laughter(笑い出す)のように感情にも使う。eruptより口語的で、噴火の意味はない。 |
| break out | (戦争・火事・病気などが)突発的に始まることを指す。eruptより中立的で「蓄積されたエネルギーの爆発」というニュアンスは薄い。 |
対義語: subside、die down、calm down
6派生語・関連語
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eruption
名詞
噴火;爆発;(感情・暴動の)勃発;(皮膚の)発疹
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eruptive
形容詞
噴火性の;爆発的な;(皮膚が)発疹を生じる
7コロケーション
- a volcano erupts(火山が噴火する)
- erupt in/into laughter / anger / cheers(笑い/怒り/歓声が爆発する)
- violence erupts(暴力が勃発する)
8確認テスト
The crowd erupted in cheers when the home team scored the winning goal.
① 観衆は歓声を我慢した
② 観衆は静まり返った
③ 観衆は歓声を爆発させた
④ 観衆はゆっくりと歓声をあげ始めた
③「観衆は歓声を爆発させた」が正解。eruptのコアイメージは「内側に蓄積されたエネルギーが一気に噴き出す」こと。試合中に高まっていた興奮が決勝ゴールの瞬間に爆発的に解放される様子を表している。①・②は意味が逆、④の「ゆっくり」はeruptの「瞬発的・爆発的」なニュアンスと矛盾する。
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