experiment
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は18冊に掲載されています。
1コアイメージ
experimentのコアイメージは「何かを意図的に試し、結果を観察・検証する行為」です。ラテン語のexperiri(試みる)が語源で、「ex-(外へ)+peritus(経験で知る)」という成り立ちから、「実際にやってみることで知識を外へ引き出す」プロセスを指します。科学実験のように厳密な文脈でも、新しいことへのチャレンジという日常的な文脈でも使えます。重要なのは「結果がどうなるか確かめようとする」姿勢であり、単なる「経験」や「観察」とは異なり、能動的に何かを試すという意図性が常に含まれています。動詞としても用いられる点も見落とされがちです。
2意味一覧
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名詞
実験;試み・試験的な試み
「仮説を試して確かめる行為」そのものを指す。科学的な実験室の実験から、新しい取り組みを試すことまで幅広く使われる。 -
動詞
実験する;試してみる(with / on を伴うことが多い)
名詞と同じコアイメージから、「能動的に試す・検証する」という動作を表す。experiment with new methods(新しい方法を試す)のように日常的にも使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
動詞用法を知らない学習者が多い。「experiment with~」は「~を試してみる」、「experiment on~」は「~を使って(対象に)実験する」と前置詞によってニュアンスが変わるので注意。
experienceと混同しやすいが、experienceは「経験・体験」で受動的・偶発的なニュアンスが強いのに対し、experimentは「意図的に試す」という能動性が本質的な違い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| test | testは「正解・基準があってそれに合うか確認する」検証のイメージ。experimentより目的が明確で、合否を判定するニュアンスが強い。 |
| trial | trialは「複数回の試行」や「仮運用」のイメージ。trial and error(試行錯誤)のように、結果が出るまで繰り返す文脈に向く。 |
| investigation | investigationは「調査・捜査」で、すでに起きた事実を掘り起こす方向性。experimentのように「起こして確かめる」能動性は薄い。 |
対義語: observation(観察だけで介入しない)、theory(理論・仮説段階で試していない)
6派生語・関連語
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experimental
形容詞
実験的な;試験的な
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experimentally
副詞
実験的に;試験的に -
experimentation
名詞
実験(行為・過程);試行 -
experimenter
名詞
実験者 -
experience
名詞・動詞
経験;体験する(同語源だが意味は異なる)
7コロケーション
- conduct an experiment(実験を行う)
- experiment with ~(〜を試してみる)
- a scientific experiment(科学実験)
8確認テスト
“The company decided to experiment with a four-day workweek to improve employee well-being.”
① 実験した
② 試してみることにした
③ 経験した
④ 調査した
②「試してみることにした」が正解。experiment with ~ は動詞用法で「〜を試験的に取り入れる・試みる」という意味。ここでは科学実験ではなく、新しい働き方を「試してみる」文脈なので「試してみることにした」が最も自然。①は名詞的な訳で文法的に不自然、③のexperienceと混同しないこと、④のinvestigateとは能動的に働きかける点が共通するが、「調査」では文脈に合わない。
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