exploitation
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
exploitationのコアイメージは「何かを徹底的に使いこなし、最大限の利益を引き出すこと」です。動詞exploitの名詞形で、もともとはラテン語「外へ(ex-)広げる・展開する(plicare)」が語源。この「広げ尽くす」イメージから、自然資源を隅々まで開発・活用する場合にはポジティブな意味でも使われますが、人間に対して用いると「相手の弱みや立場を徹底的に利用して自分だけが得をする=搾取」というネガティブな意味になります。日本語の「搾取」と「開発」は全く別の言葉に見えますが、英語では同じコアイメージが文脈で使い分けられているだけです。
2意味一覧
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名詞
搾取(人・弱者を徹底的に利用すること)
人間を対象に「利益のために徹底的に使い尽くす」イメージが働くと、相手への不当な利用=搾取という意味になる。 -
名詞
開発・利用(資源・機会などを最大限に活用すること)
資源や機会を対象に「隅々まで引き出す」イメージが働くと、資源の開発・活用というポジティブな意味になる。 -
名詞
悪用・つけ込み(他者の弱みや状況を利己的に利用すること)
「徹底的に使い尽くす」対象が人の善意・弱み・立場である場合、悪用・つけ込みというニュアンスが生まれる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「搾取」と「開発」が全く別の意味に見えるため、どちらか一方しか覚えていない学習者が多い。コアイメージ「徹底的に使い尽くす」を押さえれば、対象が人か資源かで訳し分けられるようになる。
explorationと混同しやすいので注意。exploration(探索・調査)はまだ知らないものを発見しようとするイメージで、exploitation(開発・搾取)はすでにあるものを利用し尽くすイメージ。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| abuse | 「不当な扱い・乱用」に焦点があり、暴力的・感情的なニュアンスを含むことが多い。exploitationは利益搾取の意図が前面に出る。 |
| utilization | 「活用・利用」というニュートラルな語で、相手への害意や利益搾取のニュアンスはない。人に対して用いてもネガティブな含意がない。 |
| development | 資源・土地などの「開発」という意味では近いが、developmentは成長・発展の方向性が強く、搾取の意味はまったく含まない。 |
対義語: protection(保護)、conservation(保全)
6派生語・関連語
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exploit
動詞
搾取する、開発する、利用する
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exploit
名詞
功績、偉業(英雄的な行為)
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exploitative
形容詞
搾取的な、人を利用する -
exploiter
名詞
搾取する人、利用者
7コロケーション
- sexual exploitation(性的搾取)
- exploitation of natural resources(天然資源の開発・利用)
- economic exploitation(経済的搾取)
8確認テスト
‘The exploitation of solar energy has grown dramatically over the past decade.’
① 太陽エネルギーの搾取
② 太陽エネルギーの活用・開発
③ 太陽エネルギーの探索
④ 太陽エネルギーの破壊
正解は②。対象が「太陽エネルギー(資源)」であるため、exploitationのコアイメージ「徹底的に引き出して利用する」はポジティブな「活用・開発」の意味で機能している。①の「搾取」は人間や弱者に対して使う訳であり、資源に対して使うのは不自然。③のexplorationと混同しないように。
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