development
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
developmentの語源はフランス語の「de-(外へ)」+「velopper(包む)」で、「包みを解いて中身を取り出す」イメージが根底にある。つまり、潜在的に内側に眠っていたものが時間とともに外へ現れ、形になっていくプロセス全体を指す。人・技術・土地・物語など、あらゆるものが「可能性の状態から現実の形へと育っていく動的なプロセス」がコアイメージ。だからこそ「発展・発達・開発・展開」と文脈によって訳は変わっても、根底には「まだ顕在化していなかったものが段階的に形を成していく」という共通の意味がある。
2意味一覧
-
名詞
発展・発達(能力・組織などが成長する過程)
人や組織が持つ潜在的な可能性が外に開花していくプロセス。child developmentなら子どもの内なる能力が段階的に現れてくるイメージ。 -
名詞
開発(土地・技術・製品などを実用化する過程)
まだ活用されていなかった土地・技術・アイデアが実際に使えるものとして姿を現すプロセス。 -
名詞
展開・進展(事態・ストーリーが推移すること)
物語や状況が次の段階へと「包みを解くように」明らかになっていくこと。a new development in the case(事件の新たな展開)など。 -
名詞
(新たに起きた)出来事・動向
見落とされがちだが、recent developmentsのように「最近起きた新しい動き」という意味でニュースや報告書に頻出。プロセスの「結果として現れた事象」を指す用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「development = 開発」と一対一で覚えてしまい、recent developments(最近の動向)やplot development(物語の展開)のような用法に対応できなくなるケースが多い。コアイメージ「潜在→顕在のプロセス」を押さえれば、文脈に応じて柔軟に訳せる。
developmentは「プロセス・過程」全体を指すのに対し、progressは「前進・進歩」という方向性に重点が置かれる点で異なる。make progress(進歩する)とin development(開発・制作中)は互換できない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| growth | 生物的・数量的に大きくなることに焦点。developmentが「内側の可能性が形になるプロセス」なのに対し、growthは「量・規模の拡大」に注目する。 |
| progress | 目標に向かって前に進んでいることを強調する。developmentが多方向への展開を含むのに対し、progressは一定の方向への前進を示す。 |
| evolution | 長期的・自然発生的な変化・進化を指す。developmentより時間スケールが大きく、意図的な介入よりも自然な変容のニュアンスが強い。 |
対義語: decline(衰退)、stagnation(停滞)、deterioration(悪化)
6派生語・関連語
-
develop
動詞
発展させる・開発する・(症状などが)現れる
-
developer
名詞
開発者・デベロッパー(不動産・ソフトウェアなど) -
developing
形容詞
発展途上の(developing countries:発展途上国) -
developed
形容詞
先進の・高度に発達した(developed nations:先進国)
7コロケーション
- economic development(経済発展)
- sustainable development(持続可能な開発)
- professional development(職能開発・キャリア向上)
8確認テスト
“Journalists are closely monitoring the latest developments in the conflict zone.”
① 開発
② 発達
③ 動向・展開
④ 成長
③ 動向・展開。latest developmentsは「最新の出来事・動き」を指す頻出表現で、紛争地帯で刻々と変化する状況が「次々と表面化してくる」というコアイメージを反映している。①②④はいずれも「プロセスや能力の育ち」に重点があり、ニュース報道で新たに判明した事態を指すこの文脈には合わない。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。