external
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
1コアイメージ
externalの語源はラテン語の「externus(外の)」で、「ex-(外へ)」と共通の根を持つ。コアイメージは「ある境界線・システムの外側に位置すること」。重要なのは、単に「外にある」だけでなく、「ある基準点・内側の世界」が必ず意識されている点だ。体の外側、組織の外部、国家の対外関係など、「内」と「外」の対比が常に背景にある。医薬品の「外用」も「体の内部ではなく表面(外側)に使う」という対比から来ている。この「境界を意識した外側」というイメージを掴めば、さまざまな文脈での意味が自然に理解できる。
2意味一覧
-
形容詞
外部の、外側の
物理的な境界線の「外側」にあることを示す基本的な意味。体・建物・システムなど「内側」が意識されたうえでの「外」。 -
形容詞
対外的な、外国との
国家や組織を境界線と見立て、その「外側」との関係を表す。external affairs(外交問題)などが典型例。 -
形容詞
外見上の、表面的な
「内面・本質」を内側とすれば、それとは対照的な「外側=見た目・表面」を指す。external appearance(外見)のように使われる。 -
形容詞
外部からの(影響・要因など)
組織や個人を「内側」と見たとき、そこに作用する「外側からの力・要因」を指す。external pressure(外圧)がその典型。
3例文
4よくある間違い・注意点
「外用」という訳語を丸暗記してしまうと、external pressureやexternal affairsなど「外部の・対外的な」という意味が出てきたときに対応できなくなる。「境界の外側」というコアイメージから訳語を導く習慣をつけよう。
outerとの混同に注意。outerは「より外側の・外層の」という位置関係に焦点を当てるが、externalは「ある境界・システムの外側」という対比関係が核心。例:outer space(宇宙空間)とは言うがexternal spaceとは言わない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| outer | 物理的・空間的な「より外側の」位置関係を表す。境界を意識した対比というよりも、中心から遠い層のイメージ(outer layer: 外側の層)。 |
| outside | 「外部の・外側の」と似るが、よりカジュアルで空間的な「外」を示す副詞・前置詞・形容詞。externalほど「システムや組織の外」という抽象的なニュアンスは持ちにくい。 |
| foreign | 「外国の・異質の」という意味に特化。externalが「境界の外側全般」を示すのに対し、foreignは特に「国境の外=他国・異文化」に限定されることが多い。 |
| outward | 「外側に向かう・外見上の」という方向性や外見に焦点。externalが静的な位置関係を示すのに対し、outwardは「内から外へ向かう」動的なニュアンスを含むことがある。 |
対義語: internal、inner、interior
6派生語・関連語
-
externally
副詞
外部的に、外側から、外見上は -
externalize
動詞
(内部のものを)外に表す・外部化する -
externality
名詞
外部性(経済学)、外部要因
7コロケーション
- external pressure(外部圧力・外圧)
- external affairs(外務・対外問題)
- for external use only(外用のみ)
8確認テスト
「The researcher concluded that the student’s failure was due to external factors, not a lack of ability.”
① 外見上の要因
② 外部からの要因(環境・状況など)
③ 対外的な要因
④ 外国の要因
② 外部からの要因(環境・状況など)。この文では「学生の能力不足(内的要因)」と対比して「外側から影響した環境・状況などの要因」を指している。「境界の外側にある要因」というコアイメージが「外部からの要因」という訳に自然につながる。①の「外見上の」は appearance に使う意味で文脈に合わない。③④は「対外的・外国」という意味で、個人の能力との対比にはそぐわない。
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