motivation
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
1コアイメージ
motivationの語源はラテン語の「movere(動かす)」。つまり「何かを動かすもと」がコアイメージだ。重要なのは「外から押される」のではなく「内側から湧き上がって動かす」ニュアンスが強い点。「やる気」と訳されるときは感情的なエネルギーの側面を、「動機」と訳されるときは行動の理由・目的という論理的な側面を強調しているが、どちらも「人を行動へと駆り立てる根源的な力」という同じイメージから来ている。心理学・ビジネス・教育など多くの分野で使われる理由も、人間の行動の源を説明する普遍的な概念だからだ。
2意味一覧
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名詞
動機(行動を引き起こす理由・目的)
「行動を内側から動かすもと」のうち、その理由・根拠という論理的側面を指す。「なぜそうするのか」という問いへの答えがこのニュアンス。 -
名詞
やる気・意欲(行動を持続させるエネルギー)
「行動を内側から動かすもと」のうち、エネルギーや熱量という感情的・心理的側面を指す。「どれだけ本気か」という量的なニュアンスが出る。 -
名詞
(文学・映画などの)登場人物の行動原理・動機付け
創作の文脈では「なぜキャラクターがその行動を取るか」という内的な理由を指す。コアイメージ「内側から動かす力」がそのままキャラクター分析の用語として使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「やる気」と訳したくなるあまり、『His motivation for quitting was financial(彼が辞めた動機は金銭的なものだった)』のような「理由・原因」の文脈を見落としがち。文脈が「なぜ?」を問うているときは「動機」、「どれだけ?」を問うているときは「やる気・意欲」と使い分けよう。
日本語の「モチベーション」はほぼ「やる気」の意味だけで使われるが、英語のmotivationは犯罪の動機や文学のキャラクター分析など、より広い文脈で使われる点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| incentive | 外部から与えられる具体的な報酬・誘因(ボーナス、賞など)を指す。motivationが内側から湧くのに対し、incentiveは外側からの刺激。 |
| drive | 生まれつきの強烈な衝動・本能的な推進力のニュアンス。motivationより動物的・本能的で、意志的な側面が薄い。 |
| enthusiasm | 熱狂・熱心さという感情の高まりを指す。motivationより感情的・一時的なニュアンスで、持続性や目的意識は含まない。 |
| motive | motivationの兄弟語だが、motiveは主に犯罪や特定行動の「理由・動機」という名詞的な意味に限定される。motivationはやる気という意味でも使える。 |
対義語: apathy(無関心)、indifference(無気力)、demotivation(意欲喪失)
6派生語・関連語
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motivate
動詞
〜を動機付ける、やる気を起こさせる
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motivated
形容詞
やる気のある、意欲的な -
motivational
形容詞
意欲を高める、動機付けの(例:motivational speech=激励スピーチ) -
motive
名詞
(特定の行動の)動機、理由
7コロケーション
- lack motivation(やる気が欠けている)
- boost / increase motivation(意欲を高める)
- motivation behind ~(〜の背後にある動機)
8確認テスト
“The detective could not find any clear motivation for the murder.”
① やる気
② 意欲
③ 動機
④ モチベーション
③ 動機 / 「なぜその殺人が行われたか」という理由・原因を問う文脈なので、「動機」が最も自然。「やる気」や「意欲」は感情的エネルギーのニュアンスが強く、犯罪の文脈には合わない。このようにmotivationは文脈によって「やる気」にも「動機」にもなる点がコアイメージを理解する鍵。
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