facility
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は19冊に掲載されています。
1コアイメージ
facilityの語源はラテン語のfacilis(やりやすい)で、facere(する・作る)と同じ語根です。つまり「何かをしやすくしてくれるもの」がコアイメージです。これが物理的な形をとれば「施設・設備」(使うことを可能にしてくれる場所や設備)になり、人の能力に宿れば「たやすくこなす才能・器用さ」になります。複数形facilitiesになると「整備された設備群・インフラ」という意味になりやすく、単数形では「才能・素質」の意味で使われることが多い点も重要です。「便宜を図ってくれるもの」というニュアンスが根底に一貫して流れています。
2意味一覧
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名詞(主に複数形)
施設、設備
「使うことをたやすくしてくれる物理的なもの」→具体的な場所・建物・設備群。複数形facilitiesで使われることが多い。 -
名詞(単数形)
機能、特定の目的のための装置・機能
特定の目的を「たやすく実現させてくれる仕組みや機能」という意味。ソフトウェアの機能やシステムの仕組みにも使われる。 -
名詞(単数形・不可算)
容易さ、才能、器用さ(~with/forと共に)
「たやすさ」がそのまま人間の能力・才能を指す意味に転じたもの。He has a facility for languages.(彼は語学の才がある)のように使われる重要な意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
「施設」という訳語に引きずられ、単数形・不可算名詞としての「才能・器用さ」の意味を見落としがち。a facility for〜(〜の才能)という表現は大学受験でも出題される重要用法。
facilityとinstallationは「施設」で訳せる点で似ているが、facilityは「使う人の便宜のために整備されたもの」というニュアンスが強く、installationは「設置・据え付けられたもの」という物理的な設置の側面が強い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| equipment | 具体的な道具・機器そのものを指す。facilityが「場・仕組みごと整備されたもの」なのに対し、equipmentは「使う器具・道具類」に焦点が当たる。 |
| installation | 軍や工業の大規模な施設・設備を指すことが多く、「設置された物」という物理的なニュアンスが強い。facilityのような「使いやすさ・便宜」の含意は薄い。 |
| aptitude | 「才能・適性」の意味ではaptitudeと近いが、facilityは「実際に楽々とこなせる能力」の意味合いが強く、aptitudeは「潜在的な素質・適性」を指す。 |
対義語: difficulty、inability
6派生語・関連語
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facilitate
動詞
〜を容易にする、促進する
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facilitator
名詞
促進する人、ファシリテーター -
facile
形容詞
(悪い意味で)安易な、表面的な
7コロケーション
- sports / medical / research facilities(スポーツ・医療・研究施設)
- have a facility for 〜(〜の才能がある)
- provide facilities(設備を提供する)
8確認テスト
He has always had a great facility for learning new languages.
① 彼はいつも新しい言語を学ぶための施設を持っている。
② 彼はいつも新しい言語を学ぶ機能を持っている。
③ 彼はいつも新しい言語を習得するすぐれた才能を持っている。
④ 彼はいつも新しい言語を学ぶための費用を持っている。
③
facilityは「たやすくこなせる能力」を表す用法で、have a facility for〜(〜の才能がある)は重要表現。「施設」と訳すと①になってしまうが、文脈上(learning new languagesという能力の話)からも、人に宿る「才能・器用さ」というコアイメージが正しい。
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