formation
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
formationの語根はラテン語の「forma(形)」。単なる「形」ではなく、「何かが形として出来上がっていく過程・その結果」がコアイメージ。バラバラだった要素が集まってひとつの形・構造を成す、という動的なプロセスと、その結果できあがった形・配置の両方を指す。だから「内閣の成立(できあがり)」にも「岩石の地層(自然が作り上げた形)」にも「軍隊の隊形(人が意図的に作る配置)」にも使える。日本語に訳す際は文脈に応じて「成立」「形成」「構造」「隊形」などを使い分けるが、底流には常に「形が作られる」イメージがある。
2意味一覧
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名詞
成立・形成(あるものが出来上がるプロセス・結果)
バラバラな要素が集まって一つの形をなすプロセスそのもの。内閣・組織・概念などが「形になる」場面で使われる。 -
名詞
構造・構成(出来上がった形・仕組み)
プロセスの結果として存在する「形・構造」。社会構造・岩石構造など、すでに出来上がった形を指す。 -
名詞
隊形・フォーメーション(軍・スポーツなどの陣形)
人や物が意図的に「ある形」に配置された状態。スポーツや軍事での battle formation(戦闘隊形)がこの典型。 -
名詞
(地質)地層・岩層
自然が長い時間をかけて「形作った」地質的な構造物。rock formation(岩層)など。大学入試でも文脈によって登場する。
3例文
4よくある間違い・注意点
「formation」を「形」と訳したくなるが、「形」は shape や form が担う。formation は「形が作られるプロセス・その結果」であり、プロセス感・ダイナミズムが含まれる点が重要。
スポーツ・軍事文脈での「隊形・フォーメーション」の意味は日本語でも「フォーメーション」として定着しているが、英語では組織の成立や地質構造にも使われることを忘れずに。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| establishment | 組織・制度を「設立する」公式な行為に焦点。formation が「形が作られるプロセス全体」を指すのに対し、こちらは設立という一点の行為を強調する。 |
| structure | 出来上がった「構造・仕組み」に焦点。formation がプロセス寄りなのに対し、structure は結果として存在する静的な構造を指す。 |
| configuration | 要素がどのように「配置・配列」されているかに焦点。formation より技術的・専門的なニュアンスが強い。 |
対義語: dissolution(解散・消滅)、destruction(崩壊・破壊)
6派生語・関連語
7コロケーション
- formation of a government / cabinet(内閣の成立)
- rock / cloud formation(岩石層・雲の形成)
- in formation(隊形を組んで)
8確認テスト
The documentary explored the geological formation of the Grand Canyon over millions of years.
① グランドキャニオンの地質的な成立
② グランドキャニオンの地質的な形成
③ グランドキャニオンの地質的な構成員
④ グランドキャニオンの地質的な改革
② グランドキャニオンの地質的な形成。「millions of years(何百万年)」という時間的なプロセスを示す表現が続いており、長い時間をかけて「形が作られていった」ことを指している。①「成立」は組織・制度に使うことが多く、地質的文脈では不自然。③④は意味が全く異なる。「形が作られるプロセス」というコアイメージから②が最も自然。
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