foul
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
foulのコアイメージは「本来あるべき清潔・正常な状態からひどく逸脱した不快な状態」です。これは物理的な汚れや悪臭だけでなく、道徳的・精神的な「汚さ」にまで広がります。腐った魚の臭い、汚水の濁り、不正なスポーツの反則、さらには「foul language(下品な言葉)」まで、すべて「正常・清潔・公正」という基準から大きく外れた不快なものを指します。cleanやfairの真逆と考えると理解しやすく、「汚い・ひどい・卑劣な」という日本語が状況に応じて当てはまる多才な単語です。
2意味一覧
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形容詞
汚い、不潔な、悪臭のする、腐った
物理的に「清潔な状態から逸脱した」最も基本的な意味。腐敗や汚物に伴う不快感が直接表れている。 -
形容詞
(言葉・行為が)下品な、卑猥な、不道徳な
道徳的・社会的規範から「逸脱した」状態を指す。foul languageは「汚い言葉=下品な言葉」として自然につながる。 -
形容詞
(天気が)ひどい、荒れた
「理想的な状態から大きく外れた」イメージが天候にも適用され、嵐や暴風雨など「荒れた・不快な天気」を表す。 -
名詞・動詞
(スポーツの)反則(をする)
ルール=「公正・正常」から逸脱した行為がfoul。fairの対義語として「アンフェアな行為」そのものを指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「汚い」という意味で dirtyと混同されがちだが、dirtyは単に「汚れた状態」を指すのに対し、foulはより強い不快感・腐敗・悪臭を伴い、「不快なほど汚い」という感情的な強さがある。また、foulはスポーツ・道徳・天候など多義的に使われる点をdirtyとの違いとして意識すること。
スポーツ文脈での「foul(反則)」を知らず、形容詞の意味しか覚えていない学習者が多い。名詞・動詞としての用法も入試長文や会話でよく登場するため要注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| dirty | 単純に「汚れた」状態を指し、foulほど強い不快感・悪臭・腐敗のニュアンスはない。中立的な語。 |
| filthy | foulに近い強さで「非常に汚い・不潔な」を意味するが、道徳的な含意(猥褻・下品)に使われることが多く、物理的腐敗よりも「不道徳な汚さ」にやや傾く。 |
| putrid | 主に有機物の腐敗・腐敗臭を指す技術的・具体的な語。foulより用途が狭く、においや腐った肉などに限定されやすい。 |
| nasty | 「不快な・いやな」という意味で口語的に広く使われる。foulより軽いトーンで、強い悪臭や腐敗よりも「気持ち悪い・嫌な」というニュアンスが強い。 |
対義語: clean、fair、pleasant、fresh
6派生語・関連語
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foulness
名詞
汚さ、不潔さ、悪臭、卑劣さ -
foully
副詞
汚く、卑劣に、ひどく -
foul-mouthed
形容詞
口汚い、下品な言葉を使う
7コロケーション
- foul smell / foul odor(悪臭)
- foul language(汚い言葉・下品な言葉)
- foul weather(ひどい天気・荒天)
8確認テスト
The coach was furious when his player was ejected from the game for using foul language toward the referee.
① 悪臭のする言葉
② 下品な(汚い)言葉
③ 反則となる発言
④ 腐った言いわけ
②「下品な(汚い)言葉」が正解。foul languageは「道徳的・社会的規範から逸脱した言葉=下品な言葉・暴言」を意味する定番コロケーション。①の「悪臭のする」は物理的すぎ、③の「反則となる」はスポーツルールの文脈に偏りすぎ、④は文脈に合わない。foulのコアイメージ「あらゆる基準からの逸脱・汚れ」が言語・道徳に適用されると「下品・卑猥」という訳が自然に導き出される。
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