fury
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
furyのコアイメージは「理性や制御を超えた、爆発的に激しいエネルギー」です。単なる怒り(anger)とは違い、fury はもはや自分でコントロールできないほどの猛烈な状態を指します。これは人間の感情(激怒)だけでなく、嵐や風など自然現象の「猛威・荒れ狂う激しさ」にも使われます。ギリシャ・ローマ神話の「復讐の女神(Furies)」の名前もここから来ており、盲目的で容赦のない力というイメージが根底にあります。「激しさ」という訳も、この制御不能なエネルギーが物事の勢いや強度として表れているだけで、根っこは同じコアイメージです。
2意味一覧
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名
激怒(理性を失うほどの怒り)
コントロール不能なほど激しいエネルギーが、人の感情として爆発した状態。単なるangerより一段階以上強烈で、しばしば行動を伴う。 -
名
(自然・状況などの)猛威・激しさ
嵐・戦争・炎など、人智を超えた制御不能なエネルギーとして、自然や出来事の「荒れ狂う力」を表す。 -
名
猛烈な勢い・熱狂的な激しさ
活動や行為が爆発的なエネルギーで行われる様子。「猛スピードで作業する」「猛練習する」といった文脈で使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
furyをangerと同じ「怒り」と覚えてしまいがちだが、furyはangerより格段に強く、「理性を失うほどの激怒」や「制御不能な猛威」まで意味が広がる。angerは比較的冷静に感じる怒りにも使えるが、furyは感情・自然・行動すべてにおいて「爆発的・制御不能」というニュアンスが必須。
furyは感情だけでなく自然現象や行動の激しさにも使われることを見落とすと、読解で意味を取り違える危険がある。the fury of the sea(荒れ狂う海)のような表現は頻出。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| anger | 怒りの総称で、軽い不満から強い怒りまでカバーする。furyほど激烈・制御不能なイメージはなく、比較的穏やかな怒りにも使える。 |
| rage | furyに最も近い類義語。どちらも激烈な怒りだが、rageは怒りの感情・行動に焦点が当たる一方、furyは制御不能な力・エネルギー感が強く、自然現象にも使いやすい。 |
| wrath | 主に神・権力者・道徳的正義から来る怒りというニュアンスがあり、格調高い・文語的な響き。furyより「正当な怒り」「懲罰的な怒り」の色が強い。 |
対義語: calm、serenity、tranquility
6派生語・関連語
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furious
形
激怒した;猛烈な、猛スピードの
-
furiously
副
激しく、猛烈に、怒り狂って
7コロケーション
- in a fury(激怒して、猛烈な勢いで)
- the fury of the storm / sea(嵐・海の猛威)
- blind fury(理性を失った激怒、盲目的な激しさ)
8確認テスト
The firefighters battled the fury of the blaze for hours.
① 消防士たちは何時間も炎の怒りと戦った。
② 消防士たちは何時間も炎の猛威と戦った。
③ 消防士たちは何時間も炎への激怒と戦った。
④ 消防士たちは何時間も炎の悲しみと戦った。
② furyのコアイメージは「制御不能な激しいエネルギー」であり、ここでは自然現象(火災)の「猛威・荒れ狂う破壊力」として使われている。①「炎の怒り」は直訳すぎて日本語として不自然、③「炎への激怒」は意味が全く通じない。furyは感情語に限定されず、自然現象の激しさにも使われることを理解しているかを問う問題。
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