rage
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
rageのコアイメージは「内側から抑えきれずに爆発する激しいエネルギー」です。単なる怒り(anger)とは異なり、理性を失うほどの激烈さが伴います。このコアイメージから、「激怒」(人の感情が爆発する)だけでなく、「猛威」(嵐や火事などの自然の力が暴力的に爆発する)、さらには「熱望・流行」(ある感情や現象が社会に爆発的に広まる)という意味にも広がります。動詞としては「荒れ狂う・猛り狂う」という意味でも使われます。共通するのは「制御できないほどの強烈な力や感情が外に向かって爆発する」というイメージです。
2意味一覧
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名
激怒、激しい怒り
理性を失うほど内側から爆発する感情エネルギーが「人間の怒り」として現れたもの。単なる怒りではなく、制御不能なほどの激しさが必須。 -
名
猛威、猛烈な勢い
嵐・火・病気などの自然現象や出来事が、制御不能な激しい力で荒れ狂う様子。コアイメージの「爆発するエネルギー」が自然界に向かった表現。 -
名
(the rageで)大流行、熱狂的ブーム
あるものへの熱狂や欲求が社会全体に爆発的に広まる状態。「all the rage(大流行している)」という決まり表現でよく使われる。 -
動
荒れ狂う、猛り立つ
激しいエネルギーが爆発的に外へ放出される動作そのもの。人が怒り狂う場合も、嵐が猛威を振るう場合にも使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「anger(怒り)」との混同に注意。angerは広く「怒り」全般を指すが、rageはそれをはるかに超えた「理性を失うほどの激怒」。He got angry.は普通の怒りだが、He flew into a rage.は激烈な怒りの爆発を表す。
「all the rage」という熟語を知らないと「猛烈な怒り」と誤訳しがち。文脈が「流行・人気」に関するものならこの表現である可能性が高い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| anger | 怒り全般を指す最も一般的な語。強度はrageより低く、理性を保ったままの怒りも含む。 |
| fury | rageと近い激しい怒りだが、furyはより「猛烈な攻撃性や破壊力」に焦点があり、神話的・詩的な文脈でも使われる。 |
| wrath | 主に権威ある存在(神・王など)の「厳しい怒り・天罰」に使われる格式高い語。日常会話ではrageの方が自然。 |
| indignation | 不正や不公平に対する「義憤・憤慨」。道徳的判断を伴う怒りで、rageのような制御不能な激しさはない。 |
対義語: calm、serenity、composure
6派生語・関連語
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raging
形
荒れ狂う、猛烈な(raging storm:猛烈な嵐) -
enrage
動
激怒させる(en-は「〜の状態にする」) -
enraged
形
激怒した、激高した -
road rage
名(熟語)
あおり運転、ロードレイジ(運転中の激しい怒りや攻撃的行動)
7コロケーション
- fly into a rage(突然激怒する)
- all the rage(大流行している)
- rage against 〜(〜に対して猛烈に怒る・抗議する)
8確認テスト
“Mini skirts were all the rage in the 1960s.”
① ミニスカートは1960年代に激しく非難された。
② ミニスカートは1960年代に大流行した。
③ ミニスカートは1960年代に多くの怒りを引き起こした。
④ ミニスカートは1960年代に猛威を振るった。
② ミニスカートは1960年代に大流行した。
「all the rage」は「爆発的な熱狂が社会全体に広まっている」というrageのコアイメージから生まれた慣用表現で、「大流行している・大人気だ」を意味します。怒りや非難とは無関係の文脈(ファッションの話題)であることも判断の手がかりになります。この表現は受験でも頻出なので必ずマスターしておきましょう。
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