allowance
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
allowanceの根底にあるのは「allow(許可する・認める)」という動詞です。つまりallowanceとは「誰かに許可・承認された上で与えられる一定の量や金額」というイメージです。親が子どもに「これだけ使っていいよ」と認めて渡す「お小遣い」も、会社が社員に「これだけ認める」という「手当・経費」も、さらには税務上「控除として認められる額」も、すべて「上位の権限を持つ者が一定の範囲を許容・承認する」という共通のコアから生まれています。単なる「お金」ではなく、「枠として認められたお金・量」というニュアンスが核心です。
2意味一覧
-
名
小遣い
親が「ここまで使っていい」と認めて渡すお金。許可された範囲の金額というコアがそのまま表れている。 -
名
手当・経費(出張費・住宅手当など)
会社や組織が「この目的に使ってよい」と承認した金額。例えばtravel allowance(出張手当)は、旅費として認められた取り分。 -
名
控除・免除額(税などで認められる非課税枠)
税務・行政上で「この分は免除する」と公的に認められた額。tax allowanceなどのかたちで受験英語でも頻出。 -
名
考慮・斟酌(make allowance(s) for〜の形で)
「〜という事情を認める・許容する」という意味。許可・承認のコアが「事情を汲む」という抽象的な意味に広がったもの。
3例文
4よくある間違い・注意点
「make allowance(s) for〜」は頻出イディオムだが、「小遣いを作る」と誤訳しやすい。「〜を考慮する・大目に見る」という意味であり、コアの「許容・承認」から来ていると覚えると混乱しない。
allowanceとsalary(給料)は別物。salaryは労働の対価として支払われる基本給だが、allowanceはあくまで「特定の目的・状況のために認められた追加の金額」という枠組みがある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| stipend | 奨学金や研修生への定期支給金を指すことが多く、教育・研究目的に限定されたニュアンスが強い。allowanceより用途が狭い。 |
| subsidy | 政府や組織が支援目的で提供する補助金・助成金。allowanceより公的・大規模な文脈で使われることが多い。 |
| benefit | 雇用上の付加給付(健康保険・有給など)全般を指す広い語。allowanceが「認められた金額の枠」に焦点を当てるのに対し、benefitは「利益・恩恵」そのものに焦点がある。 |
対義語: deduction(控除・差し引き)、charge(請求・費用負担)
6派生語・関連語
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allow
動
許可する・認める・与える
-
allowable
形
許容される・認められる
7コロケーション
- make allowances for〜(〜を考慮する・大目に見る)
- travel allowance(出張手当)
- tax allowance(税の控除枠)
8確認テスト
The judge made allowances for the defendant’s difficult childhood when deciding the sentence.
① 被告の幼少期の苦労に対して金銭的な手当を支給した
② 被告の幼少期の苦労を考慮して量刑を決めた
③ 被告の幼少期の小遣いを証拠として認めた
④ 被告の幼少期の苦労を無視して判決を下した
②
「make allowances for〜」は「〜を考慮する・斟酌する」という意味のイディオム。allowanceのコアイメージである「許容・承認」が抽象化され、「事情を認める・大目に見る」という意味になったもの。金銭的な手当(①)と混同しないことが重要。
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