illustrate
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
1コアイメージ
illustrateの語源はラテン語の「illustrare」で、「in(中に)+ lustrare(光を当てる)」が原義です。つまり「暗闇の中にあるものに光を当て、明るく見えるようにする」というのがコアイメージです。抽象的でわかりにくいものを、図・絵・具体例などの手段で「パッと見えやすくする・明らかにする」という動作全体を指します。絵を描いて説明するのも、具体例を挙げて説明するのも、どちらも「見えにくいものを照らし出す」という同じ根っこのイメージから生まれています。
2意味一覧
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動
(図・絵などで)図解する、挿絵を入れる
視覚的な「光」を当てることで、内容を目で見えるかたちにする行為。絵本や教科書の挿絵を描くのも、まさに「暗闇に光を当てる」イメージ。 -
動
(具体例・事実などで)説明する、例証する
抽象的な概念や議論に「具体例という光」を当てることで、聞き手が理解しやすくする。単なる「explain(口頭で説明する)」と違い、具体性・視覚性のニュアンスが伴う。 -
動
(あることが別のことを)示す、裏付ける
ある事例が別の事実や主張を「浮かび上がらせる・証明する」という使い方。主語に物事が来るパターンで見落とされがちだが入試頻出。例:This case illustrates the problem.「この事例はその問題を示している。」
3例文
4よくある間違い・注意点
「illustrate=図解する」とだけ覚えると、主語が人以外(出来事・データなど)になる「〜を示す/裏付ける」という用法を読み取れなくなる。This data illustrates that… という形は入試でも頻出なので注意。
explainとの混同に注意。explainは「ロジックや仕組みを言葉で解き明かす」ニュアンスが中心だが、illustrateは「具体例・図・事例で視覚的に浮かび上がらせる」ニュアンスが強い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| explain | 言葉や論理で仕組みを解き明かすことが中心。illustrateのような「具体例・図による視覚的な明確化」のニュアンスは薄い。 |
| demonstrate | 実際にやってみせること(デモンストレーション)で示すニュアンスが強い。動作・実験・実演が伴う場面で使われやすい。 |
| exemplify | 「典型的な例である」という意味合いで、あるものが概念を体現していることを示す。やや硬い書き言葉。 |
対義語: obscure、confuse
6派生語・関連語
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illustration
名
挿絵、図解;具体例、実例 -
illustrative
形
説明に役立つ、例示的な(be illustrative of〜:〜を示す) -
illustrator
名
イラストレーター、挿絵画家 -
illustrated
形
挿絵入りの(an illustrated book:絵入り本)
7コロケーション
- illustrate a point(論点を具体例で示す)
- illustrate with examples(例を挙げて説明する)
- as illustrated in the chart(グラフに示されているように)
8確認テスト
The rapid spread of the virus vividly illustrates how interconnected our world has become.
① ウイルスの急速な拡大は、世界がいかに相互につながっているかを生き生きと説明している。
② ウイルスの急速な拡大は、世界がいかに相互につながっているかを鮮明に示している。
③ ウイルスの急速な拡大は、世界がいかに相互につながっているかを詳しく図解している。
④ ウイルスの急速な拡大は、世界がいかに相互につながっているかを誤解させる。
② ウイルスの急速な拡大という「出来事」が主語になっており、それが世界の相互接続性という事実を「浮かび上がらせる・証明する」という用法。①の「説明している」はexplainに近い訳でやや不自然。③の「図解している」は視覚的すぎて文脈に合わない。illustrateのコアイメージ「光を当てて見えやすくする」=「如実に示す」が最も適切。
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