modest
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は12冊に掲載されています。
1コアイメージ
modestのコアイメージは「過剰にならず、適切な範囲に収まっている」こと。ラテン語のmodus(適度・尺度)が語源で、「度を超えない」という感覚が根底にある。自己主張が強すぎない人を指す「謙虚な」も、派手すぎない生活スタイルを指す「質素な」も、露出や態度が行き過ぎない「上品な・慎み深い」も、すべて「出しゃばらず、ちょうどよい加減に収まっている」という一つのイメージから派生する。また「ほどほどの・さほど大きくない」という意味でも使われ、過大でも過小でもないニュートラルな中間点を示す点がこの語の本質。
2意味一覧
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形
謙虚な、謙遜した
自分の能力や成果を必要以上に主張せず「ちょうどよい加減」に抑えている人の態度。自慢という「出すぎた行動」をしない、という感覚から。 -
形
質素な、ほどほどの
金額・規模・量などが過剰でなく「適度な範囲」に収まっているさまを表す。a modest income(それほど多くない収入)のように、量的な「控えめさ」に使う。 -
形
慎み深い、上品な(服装・言動が)
特に服装や振る舞いが「度を超えず、はしたない印象を与えない」こと。露出や言動が行き過ぎず、社会的に適切な範囲に収まっているという感覚から。 -
形
さほど大きくない、小ぶりな(規模・成果など)
大きな成果や規模を主張せず「控えめな水準」にあることを表す。a modest improvement(わずかな改善)のように、控えめな程度を客観的に述べる際に使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
modestは「謙虚な(性格)」だけでなく、規模・金額・成果などが『ほどほどの・それほど大きくない』という客観的な意味でも頻繁に使われる。a modest salary / a modest proposal などの文脈でこの意味に気づかず「謙虚な給料」と訳してしまうミスに注意。
humbleと混同されやすいが、humbleは「自分を低い位置に置く」という内面的な謙遜感が強く、時に卑下のニュアンスも持つ。一方modestは「出すぎない・ちょうどよい」という外から見た適切さに重点があり、よりポジティブで上品な響きがある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| humble | 「自分を低く置く」という内面的・精神的な謙遜を強調。modestより強く、自己卑下のニュアンスが出ることもある。 |
| unassuming | 「偉ぶらない・でしゃばらない」という態度のなさを強調。modestより控えめで目立たない印象。 |
| moderate | 「中程度の・穏健な」という量・程度の適切さを表す点でmodestと重なるが、人の性格には使いにくく、より数量・程度に限定的。 |
対義語: arrogant(傲慢な)、boastful(自慢げな)、extravagant(過度な・浪費的な)
6派生語・関連語
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modesty
名
謙虚さ、慎み深さ -
modestly
副
謙虚に、質素に、わずかに -
immodest
形
謙虚でない、はしたない、慎みのない
7コロケーション
- a modest salary / income(それほど多くない給料・収入)
- modest improvement / increase(わずかな改善・増加)
- modest clothing / dress(慎み深い服装)
8確認テスト
“The experiment produced only a modest improvement in efficiency.”
① 謙虚な改善
② 上品な改善
③ わずかな改善
④ 質素な改善
③。この文は実験結果の「程度・規模」を客観的に表しており、modestは『さほど大きくない・控えめな』という意味で使われている。コアイメージ「出すぎず、ちょうどよい加減」が量・程度に適用されたケース。①「謙虚な改善」は人の性格に使う訳で文脈に合わず、④「質素な」も生活スタイルに使う訳で不自然。
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