negligible
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
negligibleの語源はラテン語のneglegere(=neg-「否定」+legere「拾い上げる」)。つまり「拾い上げる価値がないもの」がコアイメージ。存在はしているが、あまりにも小さい・少ない・影響が薄いため、計算や判断の際に「考慮に値しない」「無視してよい」という感覚を持つ単語。完全にゼロではないが、実質的にゼロに等しいと判断できるときに使われる。数値・リスク・効果・誤差など、「測定や評価の対象になるもの」に対して使われることが多く、感情的な「どうでもいい」よりも、客観的・論理的な「無視できる」に近い語感を持つ。
2意味一覧
-
形容詞
取るに足らない、無視できるほどわずかな
「拾い上げる価値がない」というコアから、対象があまりに小さく・少なく、考慮するに値しないという意味が生まれる。 -
形容詞
(誤差・リスクなどが)実質的にゼロに等しい
科学・統計・工学の文脈では、「無視してよいほど小さい値」を指す。コアの「拾い上げない=計算に入れない」が数値的表現として現れる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「negative(否定的な)」と語源が似ているため混同しやすいが、negligibleは「マイナスの評価」ではなく「小ささゆえに無視できる」という意味。否定的ニュアンスではなく、量・程度の小ささに関する語。
insignificant(重要でない)と混同されがちだが、negligibleは主に量・程度が客観的に小さい場合に使い、insignificantは重要性・意義の低さに焦点を当てる。negligibleはより数値的・技術的な文脈で好まれる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| insignificant | 意義や重要性が低いことに焦点。感情的・価値判断的なニュアンスが強く、negligibleより主観的なことがある。 |
| trivial | 「些細な・くだらない」というやや軽蔑的なトーンを帯びる。日常会話でよく使われ、量よりも重要度の低さを指すことが多い。 |
| marginal | 「周辺的な・ごくわずかな」という意味で、negligibleより少し大きい変化や差を指すことが多く、完全に無視できるほどではないニュアンス。 |
| negligent | 同じ語源だが全く別の語。「怠慢な・不注意な」という意味の形容詞で、negligibleと混同しないこと。 |
対義語: significant、considerable、substantial
6派生語・関連語
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negligibly
副詞
無視できるほど、取るに足らない程度に -
neglect
動詞・名詞
(動)怠る、無視する (名)怠慢、放置
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negligence
名詞
怠慢、不注意(法律用語としても頻出)
-
negligent
形容詞
怠慢な、不注意な
7コロケーション
- negligible risk(無視できるリスク)
- negligible effect / impact(ほぼ効果なし・影響なし)
- negligible amount(ごくわずかな量)
8確認テスト
“The researchers concluded that the error margin in their experiment was negligible and the results could be trusted.”
①誤差の幅が否定的であり
②誤差の幅が無視できるほど小さく
③誤差の幅が重大であり
④誤差の幅が予測不可能であり
②が正解。negligibleは「拾い上げる価値がないほど小さい」がコアイメージ。実験の誤差という数値的・技術的文脈で使われており、「考慮に入れる必要がないほどわずかな」→「無視できるほど小さい」が最も自然。①のnegativeとの混同、③④は文脈と全く合わない。
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