notice
【名】通知、通知書、予告、注意
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は14冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
noticeのコアイメージは「意識が向いて、ぼんやりしていたものがはっきりと認識される」こと。背景にあったものが突然フォーカスされる感覚だ。動詞では「気づく・目に留まる」、名詞では「告知・掲示」となるが、どちらも「意識の外にあったものを認識の圏内に引き込む」という共通の動きがある。掲示板の「お知らせ」は読んだ人の意識にそれを届けるものだし、「予告」は先に相手の意識へ情報を送る行為だ。seeやhearが単なる知覚であるのに対し、noticeは「ああ、そうか」という気づきの瞬間を含む点が本質的な違い。
2意味一覧
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動詞
気づく、目に留まる
無意識の状態から意識の光が当たる瞬間を表す。seeが「視野に入る」だけなのに対し、noticeは「あ、あれは何だ?」と意識が引き寄せられる一歩踏み込んだ認識。 -
動詞
認める、指摘する(人を)取り上げる
「意識を向けて認識する」が転じて、人や業績に対して注目・評価を与えること。「彼女の才能がようやく認められた」のように使われる。 -
名詞
通知、お知らせ、掲示
「相手の意識に届ける情報」がnotice。掲示板に貼られた紙も、メールで送られた連絡も、受け取った側の意識に情報を引き込むものである。 -
名詞
予告、事前通知
「前もって相手の意識に知らせを届ける」行為。at short notice(直前の通知で)のように、タイミングの概念と結びつきやすい。 -
名詞
(仕事の)辞表・解雇通知
雇用契約を終了させる「正式な告知」という意味で、give noticeで「退職を申し出る」、get noticeで「解雇される」と使う。ビジネス英語で頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
noticeとseeを混同しやすい。seeは「視野に入っている」だけで意識的な認識を含まないが、noticeは「あ!」という気づきの瞬間を含む。I saw him but didn’t notice he was crying.(彼を見たが、泣いていることには気づかなかった)のように共存できる。
名詞のnoticeを「ノート(メモ)」と混同しないこと。noticeは『告知・掲示』であり、個人的な書き留めではない。掲示板に貼られたnoticeは不特定多数の意識に届けるためのものだ。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| observe | 注意深く意図的に観察するニュアンスが強く、noticeの「ふと気づく」という偶発的な発見とは異なる。科学者がデータをobserveするイメージ。 |
| realize | 「論理的な思考の末に理解が生まれる」ニュアンス。noticeが「感覚的・知覚的な気づき」なのに対し、realizeは「頭の中でパズルのピースが合わさる」感覚。 |
| perceive | 五感や直感を通じて認識するやや格式ある語。noticeより知的・分析的な響きがあり、日常会話ではnoticeの方が自然。 |
対義語: ignore、overlook
6派生語・関連語
-
noticeable
形容詞
目立つ、顕著な(=意識を向けずにはいられないほどはっきりしている) -
noticeably
副詞
目立って、顕著に -
unnoticed
形容詞
気づかれない、見過ごされた
7コロケーション
- take notice of ~(〜に注意を払う)
- at short notice(直前の通知で、急に)
- give notice(退職・解雇を通知する)
8確認テスト
“The manager gave him two weeks’ notice after the incident.”
① 彼はそのインシデントの後、2週間分の注意書きをもらった。
② 上司はそのインシデントの後、彼に2週間前の予告解雇を通知した。
③ 上司はそのインシデントの後、彼に2週間の注目を与えた。
④ 彼はそのインシデントの後、2週間の観察期間を設けた。
②が正解。give noticeは「雇用終了の正式な告知を行う」という意味のコロケーション。two weeks’ noticeは「2週間前の予告通知」で、解雇・退職を告げる際の慣用表現。①③④はnoticeの「意識に届ける告知」というコアイメージを活かせていない誤りの選択肢。
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