oriented
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
「orient」は元々「東(east)」を意味するラテン語に由来し、「東の方角に向ける」ことから「方向を定める・向ける」という意味になった。orientedはその過去分詞形で、「すでにある方向に向けられた・合わせられた状態」を表す。羅針盤で方角を合わせるように、目的・対象・価値観などに向けて意識や行動が「チューニングされている状態」がコアイメージ。だから「市場志向の」「目標指向の」のように、何か特定の対象・目的に焦点が合っている様子を表すのに非常に便利な単語として、ビジネス・学術・日常と幅広い場面で使われる。
2意味一覧
-
形容詞
(特定の方向・目的・対象に)向けられた、〜指向の、〜志向の
羅針盤を特定の方角に合わせるイメージ。人・組織・商品の「関心や目的のベクトルがどこに向いているか」を示す。 -
形容詞(用途・対象)
〜向けの、〜を対象にした
「対象となる人・グループの方向に顔を向けている」状態。「towards ~」と組み合わせて、提供される側への向き先を表す。 -
形容詞(方針・価値観)
〜重視の、〜主義の
組織や個人の価値観・行動原理が特定の軸に「チューニングされている」状態を表す。market-oriented(市場重視の)などビジネス文脈で頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
「oriented」は単独で使うより「〜-oriented」という複合形容詞で使うことが非常に多い。career-oriented / goal-oriented / student-oriented など。この形を見落とし「方向づけられた」と直訳すると不自然になりやすいので、文脈に合わせて「〜志向の」「〜向けの」「〜重視の」を使い分けること。
「oriented」と「orientation」を混同しないよう注意。orientationは「方向性・価値観・新入生向けオリエンテーション」など名詞として使われ、orientedは「すでにその方向に向いている状態」を表す形容詞。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| focused | 特定の一点に集中・絞り込んでいるニュアンスが強く、方向性よりも「焦点」の比喩。orientedは対象へ広く向く感覚があるが、focusedはより狭い集中を示す。 |
| aimed | 目標に「狙いを定めている」という意図・目的の比喩が強い。「aimed at beginners(初心者を狙った)」のように意図的な設計に使われることが多い。 |
| geared | 機械の歯車(gear)が噛み合うように、「ある目的・対象に合わせて設計・調整されている」ニュアンス。geared toward childrenのように、設計・仕組みの側面が強い。 |
対義語: disoriented、unfocused
6派生語・関連語
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orient
動詞
方向づける、(〜に)向ける、慣れさせる
-
orientation
名詞
方向性、志向、価値観、(新入生・新入社員向けの)オリエンテーション -
disoriented
形容詞
方向感覚を失った、混乱した、戸惑っている -
reorient
動詞
方向を転換する、立て直す
7コロケーション
- goal-oriented(目標志向の、成果主義の)
- oriented towards / toward ~(〜に向けられた、〜向けの)
- market-oriented(市場志向の、市場重視の)
8確認テスト
“The new curriculum is oriented toward developing critical thinking skills.”
①カリキュラムは批判的思考力の開発に関係がある
②カリキュラムは批判的思考力の開発を向いて方向づけられている
③カリキュラムは批判的思考力の育成を重視する方針で設計されている
④カリキュラムは批判的思考力の開発が得意である
③。「批判的思考力の育成という方向にチューニングされた設計になっている」というコアイメージが、「〜を重視する方針で設計されている」という自然な日本語に一番対応する。①は関係性が薄すぎ、②は直訳すぎて不自然、④はorientedの意味から外れている。
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