parliament
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
parliamentの語源はフランス語のparler(話す)に由来します。つまり「話し合いが行われる場・機関」がコアイメージです。単なる建物ではなく、「国民の代表が集まって国政を議論・決定する機関そのもの」を指します。英国のウェストミンスターに代表されるように、parliamentは特に君主制国家の立法機関に使われることが多く、選出された代表者たちが「声を上げて国のことを決める」という民主的プロセスの象徴でもあります。日本語の「国会」「議会」は訳語として使いますが、parliamentは制度・歴史・権威を帯びた重みのある語です。
2意味一覧
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名詞
(国の)議会、国会
「国民の代表が集まり声を合わせて国を動かす機関」というコアイメージそのまま。英国では上院(House of Lords)と下院(House of Commons)の二院から成る。 -
名詞
(一定任期の)議会の会期・議会期
「話し合いの集まり」という単位から転じて、ある議会が成立してから解散するまでの一期間を指す用法。「the second parliament(第二議会期)」のように使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
ParliamentとCongressを混同しやすい。Parliamentは主に英国・カナダ・オーストラリアなど英連邦系の国の議会に使われるのに対し、Congressは米国議会を指す。日本の「国会」はthe National Diet(または単にthe Diet)が正式表現で、parliamentを使うのは不自然。
固有名詞として特定の国の議会を指すときは大文字のParliament(英国議会など)、一般名詞として「議会制度」「ある国の議会」を指すときは小文字のparliamentと使い分けが必要。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| legislature | 「法律を立法する機関」という機能面に焦点を当てた中立的・学術的な語。parliamentよりも制度的・客観的なニュアンスで、国を問わず使いやすい。 |
| congress | 主にアメリカ合衆国の連邦議会(上院・下院)を指す語。「集会・会議」という意味も持つが、米国政治の文脈では固有名詞的に使われる。 |
| assembly | 「人々が集まること・集会」というコアイメージで、議会より小規模な地方議会や国際的な集会にも使われる幅広い語。 |
対義語: monarchy(君主制)、dictatorship(独裁制)
6派生語・関連語
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parliamentary
形容詞
議会の、議会制の(例:parliamentary democracy=議会制民主主義) -
parliamentarian
名詞
議会の議員;議会手続きの専門家
7コロケーション
- dissolve Parliament(議会を解散する)
- parliamentary democracy(議会制民主主義)
- Member of Parliament / MP(国会議員)
8確認テスト
“The Prime Minister called a snap election after losing the confidence of Parliament.”
①国民の支持
②議会の信任
③閣僚の信頼
④メディアの評判
②議会の信任。parliamentは「国民の代表が集まって国政を決定する機関」であり、首相はその議会の信任がなければ政権を維持できない。「confidence of Parliament」は「議会からの信任・信頼」を意味する政治的な定番表現。①③④はいずれもparliamentの指示内容と一致しない。
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