penetration の意味・コアイメージ・例文|VENN4000英単語

penetration

/pènətréɪʃən/
【名】貫通、浸透、洞察

重要度
2/23
ⓘ 重要度とは
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。

1コアイメージ

penetration の核心
「内側へと深く入り込むこと」

penetrationのコアイメージは「外から内へ、表面を突き破って深く入り込む」こと。動詞 penetrate(ラテン語 penetrare「内部へ進む」)の名詞形で、物理的なものであれ、抽象的なものであれ、「バリアや境界を越えて内側に達する」という共通イメージを持つ。銃弾が肉体を貫通するのも、光が暗闇に差し込むのも、知性が問題の核心に到達するのも、すべて「表面を超えて深部に届く」という同じ動きである。「浸透」「洞察」「市場開拓」など、文脈によって訳語は変わるが、根底には常に「奥まで届く力」がある。

2意味一覧

  • 名
    貫通・穿通
    物体が表面を突き破り物理的に内部に達するという、コアイメージの最もストレートな表れ。弾丸や刃物など有形のものが「外から内へ入り込む」場面で使われる。
  • 名
    浸透・普及
    液体や情報・思想などが境界を超えて広く内側に広がる様子。物理的な「入り込む」動きが、より広い空間・集団へのじわじわとした拡がりに転じたもの。「市場浸透(market penetration)」が典型例。
  • 名
    洞察・識見
    知性が物事の表面を突き破り、本質・核心の奥深くまで達すること。「心や問題の内側まで入り込む」というコアイメージが知的文脈に応用された意味。
  • 名
    (軍事)突破・侵入
    敵の防衛線や国境という「障壁」を打ち破って内部に入り込む軍事行動。物理的な「貫通」のコアイメージが大規模な戦略的文脈に拡張されたもの。

3例文

He was badly injured by the bullet’s penetration.
彼は銃弾の貫通によって重傷を負った。
物理的な「入り込む」コアイメージが最も直接的に表れた用例。
The company achieved remarkable market penetration within just two years.
その会社はわずか2年で目覚ましい市場浸透を達成した。
商品・ブランドが市場という「領域の内側」に入り込む、抽象的な浸透の用例。
Her analysis showed remarkable penetration into the causes of the conflict.
彼女の分析は、紛争の原因への非凡な洞察を示していた。
知性が問題の表面を突き抜けて核心に届くというコアイメージが「洞察」として表れる。

4よくある間違い・注意点

ここに注意

「浸透」と訳せる permeation / infiltration と混同しやすい。penetrationは「突き破る力で内部に達する」という一点突破のニュアンスが強く、permeation は「全体にじわじわ染み渡る」、infiltration は「こっそり紛れ込む」という違いがある。文脈に応じて使い分けを意識しよう。

「洞察」の意味を知らず、物理的な「貫通」の意味だけで覚えてしまいがち。学術文・ビジネス文では「分析の鋭さ・深さ」を表す抽象的な用法が頻繁に登場するため、コアイメージから柔軟に意味を導き出す練習が必要。

5類義語・対義語

類義語 コアイメージの違い
permeation 境界を全体的にじわじわ染み渡るイメージ。penetrationのような「一点を突き破る」鋭さはなく、むしろ面的・全体的な広がりを強調する。
infiltration 「こっそりと気づかれずに内部に潜り込む」含意があり、スパイ活動や不法侵入など隠密性を帯びる。penetrationに比べて意図的な隠蔽のニュアンスが強い。
insight 「洞察」の意味では近いが、insight は到達した「気づき・見識」という結果名詞。penetrationはそこに「深く切り込む力・行為」というプロセスのニュアンスが残る。

対義語: impermeability(不透過性)、superficiality(表面性・浅さ)

6派生語・関連語

7コロケーション

  • market penetration(市場浸透・普及率)
  • deep penetration(深部への貫通・深い洞察)
  • penetration rate(浸透率・普及率)

8確認テスト

次の英文の下線部の意味として最も自然な日本語訳はどれか。

“The philosopher was admired for the penetration of his thought.”

① 彼の思想の貫通
② 彼の思想の浸透力(普及)
③ 彼の思考の鋭い洞察力
④ 彼の思想の侵入

▶ クリックして解答を表示
③が正解。「外から内側の核心へ深く入り込む」というコアイメージが、知的文脈では「物事の本質まで切り込む鋭さ=洞察力」を意味する。① は物理的文脈の直訳で不自然、② は「広く広まる」という別の意味で文脈に合わず、④ は軍事・侵入のニュアンスが強くこの文脈には不適切。


VENN4000 書影

23冊の英単語帳を1冊に。

「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *