persecute
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
persecuteはラテン語の「persequi(徹底的に追いかける)」に由来する。接頭辞「per-」は「完全に・徹底的に」、「sequi」は「追う」を意味する。コアイメージは「逃げ場を与えずしつこく追い続けること」。宗教・民族・政治的信条などを理由に組織的・継続的に苦しめる「迫害する」という意味が中心だが、個人レベルでも「嫌がらせをし続ける・しつこく困らせる」という意味にもなる。一度きりの攻撃や嫌がらせではなく、持続的・反復的な苦しめ方を含意する点が重要で、日本語の「迫害」が持つ重い響きと軽めの「困らせる」の両方をカバーする。
2意味一覧
-
動詞
(宗教・人種・思想などを理由に組織的・継続的に)迫害する
集団や権力が「徹底的に追い続ける」コアイメージが、逃げ場のない組織的な迫害という意味を生む。 -
動詞
(個人を)しつこく困らせる、嫌がらせをし続ける
個人レベルでも「執拗に追い詰める」コアイメージは同じ。ハラスメント的な行為に対しても使われる。 -
動詞
(質問・要求などで)しつこく悩ませる
比喩的に「言葉や要求で追い回す」場面にも使える。日本語では「うるさく付きまとう」などと訳せる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「迫害する」という重い訳語に引きずられ、個人間の「しつこい嫌がらせ」の文脈で使われていても意味が取れなくなることがある。コアイメージ「執拗に追い詰める」を軸に、文脈に応じて訳語を柔軟に変えることが大切。
prosecute(起訴する・法的に追う)と混同しやすい。persecuteは「不当・一方的に苦しめる」、prosecuteは「法に基づいて訴追する」という違いがある。スペルと意味をセットで確認しよう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| oppress | 権力・支配構造によって人々を抑圧・圧迫するニュアンスが強く、「重くのしかかる支配」が中心。persecuteほど「執拗に追い回す」動きのイメージはない。 |
| harass | 個人への繰り返しの嫌がらせや付きまといに使われ、persecuteより軽めのニュアンス。組織的・政治的な迫害には使いにくい。 |
| victimize | 相手を「被害者にする・犠牲者にする」というニュアンスで、不当な扱いを受けさせることに焦点が当たる。persecuteより持続性のニュアンスは薄い。 |
対義語: protect、shelter、tolerate
6派生語・関連語
-
persecution
名詞
迫害、嫌がらせ
-
persecutor
名詞
迫害者、弾圧者 -
persecuted
形容詞
迫害された、弾圧された
7コロケーション
- persecute minorities(少数派を迫害する)
- be persecuted for one’s beliefs(信念を理由に迫害される)
- feel persecuted(迫害されていると感じる)
8確認テスト
“He claimed that his boss had been persecuting him for months with unreasonable demands and public humiliation.”
① 起訴していた
② しつこく苦しめていた
③ 無視し続けていた
④ 正式に警告していた
② しつこく苦しめていた。persecuteのコアイメージは「執拗に追い詰め続けること」。ここでは宗教的・民族的な迫害ではなく、上司が理不尽な要求と公開の恥辱によって何ヶ月も個人を苦しめ続けている場面であり、「しつこく苦しめていた」が最も自然。①は prosecute(起訴する)との混同、③④はコアイメージの「追い詰め続ける」という要素を捉えていない。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。