perish
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
perishのコアイメージは「時間や状況の力によって、じわじわと生命・機能・存在が失われていく」ことです。単なる「死」を表すdieとは異なり、perishには「あるべき姿・状態が損なわれ、取り返しのつかない形で滅びていく」という悲劇的・終末的なニュアンスが含まれます。人間・動物の死だけでなく、食物が腐敗して使えなくなる場合や、考え・文明・物質が消えてなくなる場合にも使われます。このコアイメージが共通しているため、「永眠する」「腐る・傷む」「消え去る」など文脈によって訳語が変わります。文語・やや格調ある表現として用いられることが多く、ニュース報道や文学作品によく登場します。
2意味一覧
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動詞
(人・動物が)命を落とす、死ぬ、命を失う
生命という「あるべき状態」が不可逆的に失われていくコアイメージから。特に事故・災害・戦争など悲惨な状況での死に使われることが多い。 -
動詞
消え去る、滅びる、消滅する
命だけでなく、思想・文明・記憶などの抽象的なものが徐々に存在を失っていくコアイメージから自然に導かれる意味。 -
動詞
(食べ物・素材などが)腐る、傷む、劣化する
物質が本来の機能・鮮度を失って使えなくなるのも「存在がゆっくり朽ちて消える」コアイメージの表れ。perishable(傷みやすい)という形容詞でよく使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
dieとの混同:dieは日常的・中立的な「死ぬ」であるのに対し、perishは悲劇性・不可逆性・壊滅的なニュアンスが強く、ニュースや文学などで使われる格調ある表現。日常会話で「彼女が死んだ」と言うときにperishを使うと大げさになる。
「食べ物が傷む」という意味を忘れがちで、perishable(傷みやすい食品)という重要な派生語の意味が取れなくなる。食品パッケージや流通関連の英文でよく登場するため要注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| die | 最も一般的・中立的な「死ぬ」。日常会話から改まった場面まで幅広く使えるが、perishのような「滅びていく」悲劇的ニュアンスはない。 |
| vanish | 「跡形もなく消える」という瞬間的・完全な消滅のイメージ。perishが「朽ちながら失われる」過程を含むのに対し、vanishは突然消えるニュアンス。 |
| expire | 「期限が切れる・息が絶える」という意味で、有効期限の終了や(やや文語的に)死を表す。perishより中立的で、食品の期限切れにも使われる。 |
| decease | 「死去する」を意味する法律・公式文書向けの格式語。perishが滅亡・朽敗のコアイメージを持つのに対し、deceaseは単に「生涯を終える」という事実を記述する。 |
対義語: survive、flourish、thrive
6派生語・関連語
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perishable
形容詞・名詞
(食品・物質が)傷みやすい、腐りやすい;(名詞・複数形で)生鮮食品 -
imperishable
形容詞
不滅の、永久に続く(perishableの否定形) -
perishing
形容詞
(英口語)凍えるほど寒い;ひどい
7コロケーション
- perish in an accident / disaster(事故・災害で命を落とす)
- perishable goods / food(傷みやすい食品・生鮮品)
- perish the thought(そんなこと考えたくもない!)
8確認テスト
“If these documents are not preserved, the memory of this culture will perish forever.”
① 永眠する
② 腐って使えなくなる
③ 永遠に消え去ってしまう
④ ひどく傷ついてしまう
③。この文では主語が「文化の記憶」という抽象的なもので、具体的な死や食物の腐敗ではなく「存在が失われ滅びる」コアイメージが働いている。『永遠に消え去る』が最も自然な訳。①は人の死に限定されすぎ、②は食物の腐敗を連想させ文脈に合わない、④はperishの意味にない。
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