physiological
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
physiologicalは「physiology(生理学)」に由来し、生理学とは「生命体の機能・仕組みを科学的に研究する学問」のことです。そのため、この形容詞のコアイメージは「生きている身体が本来もつメカニズムや機能に関わる」という点にあります。「生理学の」と訳されることもあれば、「生理的な・身体的な」と訳されることもありますが、いずれも「身体が設計上もつ自然な働き・反応」という根底のイメージから派生しています。心理的・精神的なものではなく、あくまで身体の構造や機能に根ざした現象を指す点が大切です。
2意味一覧
-
形容詞
生理学の・生理学的な(学問領域に関する)
「physiology(生理学)という学問」に属する・関連するという意味で、研究・学問の文脈でよく使われる。 -
形容詞
生理的な・身体的な(生命体の機能・反応に関する)
身体が本来もつメカニズムや自然な反応を指す場合の訳。「精神的・心理的」と対比して使われることが多い。 -
形容詞
(身体の)機能に基づいた・正常な身体の働きによる
病的・異常なものではなく、生命体として正常に備わった仕組みであることを強調する文脈での訳。「自然な身体の働き」というニュアンス。
3例文
4よくある間違い・注意点
「生理的」という日本語には「なんとなく嫌い・本能的に受け付けない」という口語的な意味がありますが、physiologicalにそのニュアンスはありません。あくまで「身体機能・生命のメカニズムに関わる」という科学的な語です。
psychological(心理的な)と混同しやすいので注意。physio-は「自然・身体」、psycho-は「心・精神」が語源です。physiologicalは身体の機能的反応、psychologicalは心・認知・感情の働きを指します。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| biological | 「生物学的な」という広い意味をもち、種・遺伝・進化なども含む。physiologicalが「機能・メカニズム」に絞るのに対し、biologicalはより広い生命現象全般を指す。 |
| bodily | 「肉体の・身体の」という意味で日常的な語。physiologicalより学術的でなく、機能的なメカニズムよりも「身体に属する」という帰属関係を示すことが多い。 |
| somatic | 医学・心理学用語で「身体的な」を意味し、精神的なものと対比させる文脈で使う。physiologicalよりも専門的で、精神身体医学の分野でよく見られる。 |
対義語: psychological(心理的な)、mental(精神的な)、pathological(病理的な)
6派生語・関連語
-
physiology
名詞
生理学;(生物の)生理機能・生体の仕組み -
physiologically
副詞
生理学的に;生理的に;身体機能の観点から -
physiologist
名詞
生理学者
7コロケーション
- physiological response(生理的反応)
- physiological effects(生理的影響・身体的影響)
- physiological function(生理機能)
8確認テスト
“Exercise triggers physiological changes in the brain that can reduce symptoms of depression.”
① 哲学的な
② 心理学的な
③ 身体機能上の
④ 精神的な
③「身体機能上の」が正解。exerciseが脳に引き起こすのは、神経伝達物質の分泌や血流増加といった身体の機能的・メカニズム的変化であり、これがphysiologicalのコアイメージ(生命体の仕組みに関わる)と一致する。②の「心理学的」はpsychologicalの訳であり、ここでは誤り。
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