pioneer
【動】開拓する
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
pioneerの語源はフランス語の「peonier(歩兵・道を切り開く者)」で、文字通り「誰もいない荒野に最初に足を踏み入れる人」というイメージが根底にある。アメリカ西部開拓時代に未知の土地へ進んでいった「開拓者」が原義だが、これは物理的な土地に限らない。学問・技術・芸術など、まだ誰も到達していない領域に最初に踏み込み、後に続く人たちのための「道」を作るという行為全体を指す。単なる「最初」ではなく、困難を乗り越えながら新しい道筋を切り開くという能動的・挑戦的なニュアンスが強い。
2意味一覧
-
名
先駆者、開拓者
未知の領域に最初に踏み込み、後続のための道を作った人。物理的な土地の開拓者だけでなく、学問・技術・芸術などあらゆる分野の「最初の一人」を指す。 -
動
(新しい分野・方法を)切り開く、先駆的に開拓する
「誰もいない場所に最初に進む」行為そのもの。新しいコミュニケーション手段や研究分野など、前人未踏の領域を切り拓く行為に使われる。 -
形(形容詞的用法)
先駆的な、草分けの
「pioneer work(草分けとなる研究)」「pioneer spirit(開拓者精神)」のように名詞の前に置いて「最初に道を開いた」という形容的意味でも頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
「先駆者」というと単に「最初の人」と思いがちだが、pioneerには困難・未知のものと対峙しながら道を切り開くという積極的・挑戦的なニュアンスが不可欠。ただ順番が早かっただけの人には使わない。
動詞 pioneer は自動詞ではなく他動詞として使われることがほとんど。pioneer a new method / pioneer research のように「何を開拓したか」を目的語に取ることを押さえておこう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| forerunner | 「先行するもの・先例」というニュアンスが強く、後継のものの登場を予告・準備するという意味合い。自ら困難に挑むという能動性はpioneerより弱い。 |
| trailblazer | 文字通り「道の印をつける者(trail + blaze)」で、pioneerとほぼ同義だがよりインフォーマルな語。とくに既存の慣習を打ち破る革新者のイメージが強い。 |
| innovator | 「新しいものを生み出す人」という意味で技術・ビジネス文脈でよく使われる。「未踏の地に踏み込む」というpioneerの地理的・歴史的イメージは薄く、創造性に焦点がある。 |
対義語: follower、imitator
6派生語・関連語
-
pioneering
形容詞
先駆的な、草分けとなる(pioneering research:草分け的研究)
7コロケーション
- a pioneer in [field] (〜分野の先駆者)
- pioneer a new approach / method (新しいアプローチ・手法を切り開く)
- pioneering work / research (先駆的な研究・業績)
8確認テスト
Dr. Yamamoto pioneered the use of this technique in surgical procedures, saving countless lives.
① 山本博士はこの技術を外科手術に利用することを禁止し、多くの命を救った。
② 山本博士はこの技術を外科手術に利用することをいち早く取り入れ、多くの命を救った。
③ 山本博士はこの技術を外科手術に利用することを批判し、多くの命を救った。
④ 山本博士はこの技術を外科手術への利用において後継者となり、多くの命を救った。
正解:②
【解説】pioneeredは「(誰もやっていなかった)この技術の外科手術への応用を最初に切り開いた」という意味。①・③は誤った方向性、④はpioneerの「最初に踏み込む」という本質と逆。「いち早く取り入れ道を切り開いた」という能動的・先駆的ニュアンスを含む②が最も自然。
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