remember
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
rememberの核心は「何かが記憶の中に存在している、またはそこに戻ってくる」というイメージです。re-(再び)+member(ラテン語で「心・記憶」)という語源が示す通り、「心の中に再び呼び戻す」感覚を持ちます。過去の記憶を「思い出す」場面でも、知識や約束を「覚えている」場面でも、さらには「〜するのを忘れずに行う」場面でも、すべて「記憶の中に情報が存在し、それを意識する」という共通のコアイメージに基づいています。また「(人に)よろしく伝える」という意味も、相手の存在を心の中に持ち続けているニュアンスから自然に派生しています。
2意味一覧
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動詞
覚えている、記憶している
情報がすでに記憶の中に存在し続けているイメージ。現在形で使われることが多い。 -
動詞
思い出す
一度薄れていた記憶を心の中に再び呼び起こす動的なイメージ。過去の出来事や情報が記憶の表面に浮かんでくる。 -
動詞
(〜することを)忘れずにする、ちゃんとやる
「やるべきことを記憶に保ちながら実行する」というイメージ。Remember to不定詞の形で使われる、日本人が見落としがちな重要用法。 -
動詞
(人に)よろしく伝える
「その人の存在を心の中に持ち続けて、相手に届ける」感覚。Remember me to 〜の形で使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
【remember to do vs. remember doing】remember + to不定詞は「これからすることを忘れずにやる」、remember + doing は「過去にしたことを覚えている」という全く異なる意味になる。例:Remember to lock the door.(鍵を掛けるのを忘れずに)vs. I remember locking the door.(鍵を掛けたことを覚えている)この使い分けは入試でも頻出。
【remindとの混同】remindは「(外部から)思い出させる」で他動詞。主語は「人」ではなく「物・事」や人が使う場合は remind A of B / remind A to do の形をとる。rememberは自分自身が主体的に思い出す・覚えているのに対し、remindは外部の刺激によって思い出させられる受動的なニュアンス。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| recall | 意識的・努力して記憶を呼び起こすニュアンスが強い。「思い出そうとする」プロセスに重点がある。rememberより少しフォーマルな語。 |
| recollect | recallよりもさらにフォーマルで、断片的な記憶をかき集めて思い出すイメージ。時間をかけて記憶を再構成する感覚。 |
| memorize | 意図的に暗記する・記憶に刻み込む行為そのものを指す。rememberが「自然に覚えている状態」なのに対し、memorizeは「努力して覚える行為」に焦点がある。 |
対義語: forget、overlook
6派生語・関連語
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remembrance
名詞
記憶、追憶、記念(の品) -
memorable
形容詞
記憶に残る、忘れられない
-
memory
名詞
記憶、思い出(語源的な仲間)
7コロケーション
- remember + doing(〜したことを覚えている)
- remember + to do(忘れずに〜する)
- as far as I can remember(私が覚えている限りでは)
8確認テスト
“Please remember to submit your report by Friday.”
① レポートを金曜までに提出したことを覚えておいてください
② 金曜までにレポートを提出することを忘れないでください
③ 金曜までにレポートを提出したことを思い出してください
④ 金曜までにレポートを提出することを覚えていますか
②が正解。remember + to不定詞は「これからすることを忘れずに行う」という意味。submitはまだ行われていない未来の行為なので、「忘れずに提出する」が正しい。①③はremember + doingの意味(過去の行為)に引きずられた誤り。④は疑問文ではないので不適切。
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