memorize
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
memorizeのコアイメージは「情報を意識的な努力によって記憶の中に確実に焼き付ける」こと。語源はラテン語のmemoria(記憶)で、接尾辞-izeが「~の状態にする」という意味を加え、「記憶の状態にする=頭の中にしっかり入れる」というニュアンスを持つ。単に「知っている」という状態ではなく、意図的・能動的なプロセスが前提にある。台詞をセリフとして頭に入れる、公式を試験のために叩き込む、といった「後で再現できるように定着させる」という目的意識が伴うのが特徴。rememberが「思い出す・覚えている」という状態に焦点を当てるのに対し、memorizeは「暗記するという行為・プロセス」そのものに焦点がある。
2意味一覧
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動詞
暗記する、記憶する
情報を意識的な努力で記憶に焼き付ける行為そのものを表す。試験勉強やセリフ覚えなど、目的を持って頭に叩き込む場面で使われる。 -
動詞
(台詞・詩・楽曲などを)完全に頭に入れる、そらんじる
芸術・演技の文脈では、完璧に再現できるレベルまで記憶に定着させるというニュアンスが強調される。「暗記する」という訳だけでは拾いきれない用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
memorizeとrememberを混同しやすいが、rememberは「覚えている・思い出す」という状態や結果に焦点が当たるのに対し、memorizeは「暗記するという行為・プロセス」に焦点がある。「昨日の出来事を覚えている」はI remember yesterday、「単語帳を暗記する」はmemorize a vocabulary listと使い分ける。
learnと混同するケースも多い。learnは「(練習や経験を通じて)習得する」という幅広い学習プロセスを指し、必ずしも完全な暗記を意味しない。memorizeはより「一字一句・丸ごと頭に入れる」という完全暗記のニュアンスが強い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| remember | 「覚えている・思い出す」という状態や結果を表す。memorizeのような意識的な暗記行為のニュアンスはなく、自然に記憶に残っている場合にも使える。 |
| learn by heart | 「そらんじる・完全に暗記する」という意味で、memorizeとほぼ同義のフレーズ。詩や歌など芸術的な文脈でよく使われる傾向がある。 |
| retain | 「記憶に保持し続ける」という継続的な保存に焦点があり、「学んだことを忘れずにいる」という文脈で使われる。memorizeの一時的な詰め込みニュアンスとは異なる。 |
| commit to memory | memorizeのやや改まった・文語的な言い換え表現。「記憶に委ねる=完全に覚え込む」という意図的な行為を強調したいときに使われる。 |
対義語: forget、overlook
6派生語・関連語
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memory
名詞
記憶、思い出
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memorization
名詞
暗記(すること)、記憶(行為) -
memorable
形容詞
記憶に残る、忘れられない
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memorial
名詞・形容詞
記念碑、追悼の
7コロケーション
- memorize lines(台詞を暗記する)
- memorize vocabulary(語彙を暗記する)
- memorize by rote(機械的に丸暗記する)
8確認テスト
“He spent three hours memorizing the speech word for word.”
① 彼はスピーチを3時間かけて思い出した。
② 彼はスピーチを一語一語3時間かけて暗記した。
③ 彼はスピーチを3時間かけて書き写した。
④ 彼はスピーチを3時間かけて要約した。
②
【解説】memorizeは「意識的な努力によって記憶に刻み込む行為」がコアイメージ。「spent three hours(3時間費やした)」という表現からも、能動的・意図的な暗記プロセスが読み取れる。①のrememberは「思い出す・覚えている」という状態を表すので不適切。word for word(一語一語)という表現がmemoizeの「丸ごと完全に頭に入れる」というニュアンスとも一致し、②が最も自然。
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