reverse
【動】逆にする、裏返す、逆転させる、置き換える
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は14冊に掲載されています。
1コアイメージ
reverseの語源はラテン語の「re-(後ろへ)+vertere(向ける)」。つまり「元あった向きと反対の方向に向ける」というイメージが核心にある。形容詞では「向きが逆になっている状態」、動詞では「向きを逆にする動作」を表す。物理的な裏返し(コインの裏面)から、順序・方向の逆転(車のバック)、さらには決定や判決を「ひっくり返す」という抽象的な逆転まで、すべて「もとの向き・状態と正反対にする」というコアイメージから派生している。名詞としても「逆のこと・裏側・逆境」という意味で使われることが多い。
2意味一覧
-
形容詞
逆の、裏の、反対方向の
「向きが反転した状態」がそのまま「逆・裏」という訳になる。reverse side(裏面)、reverse order(逆順)など、基準となる向きとは逆を向いていることを表す。 -
動詞
逆にする、裏返す、(決定・判決などを)覆す、(車を)バックさせる
「向きをひっくり返す動作」が具体的文脈では「裏返す・バックする」、抽象的文脈では決定や状況を「ひっくり返す=覆す」という訳になる。 -
名詞
逆、反対、裏面、(不運・)逆境、敗北
「逆向きの状態そのもの」を名詞化したもの。the reverse of A(Aの逆)や、順調な状況から「ひっくり返った状態」=逆境・敗北という意味にもなる。
3例文
4よくある間違い・注意点
動詞 reverse と invert は混同されやすい。reverse は「方向・順序・決定」を逆にするニュアンスが強く、invert は主に「上下をひっくり返す」物理的な反転に使う。例えば判決を覆すのは reverse が正しく、invert は使わない。
名詞の「逆境・不運」の意味は日本語の受験単語帳に載りにくいが、文学的・フォーマルな英文では頻出。「the reverse of fortune(運命の逆転・逆境)」のような用法を見落とさないようにしたい。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| invert | 主に上下・内外を物理的にひっくり返すことに特化。抽象的な「覆す」には使いにくい点でreverseより狭い。 |
| overturn | 判決・決定・体制などを覆すときに使うが、力ずくでひっくり返すニュアンスが強い。reverseより劇的な変化のイメージ。 |
| repeal | 法律・規則を廃止・撤廃するときに限定して使う語。reverseより対象が限定的。 |
対義語: forward、advance、uphold(判決を支持する)
6派生語・関連語
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reversal
名詞
逆転、覆ること、反転 -
reversible
形容詞
元に戻せる、可逆的な、リバーシブルの -
irreversible
形容詞
取り返しのつかない、不可逆の -
reversibly
副詞
可逆的に
7コロケーション
- reverse a decision / ruling(決定・判決を覆す)
- in reverse order(逆の順番で)
- reverse engineering(リバースエンジニアリング、逆設計)
8確認テスト
“The new treatment reversed the effects of the disease, and patients began to recover.”
① その治療は病気の影響を裏返した
② その治療は病気の影響を調べた
③ その治療は病気の影響を打ち消した(逆転させた)
④ その治療は病気の影響を悪化させた
③が正解。reverseのコアイメージ「向きをひっくり返す」が、ここでは「病気が体に与えたダメージの方向をひっくり返す=打ち消す・回復させる」という意味で使われている。①は直訳で不自然、②は全く異なる意味、④はコアイメージと真逆の解釈。
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