scrutinize
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
scrutinizeのコアイメージは「対象に強い視線を向け、細かい部分まで一つひとつ丁寧に確かめる」こと。語源はラテン語のscrutari(がらくたを漁る・くまなく探す)に由来し、まるでゴミの山を手でかき分けながら探し物をするように、表面だけでなく隅々まで徹底的に調べるというニュアンスを持つ。単なる「見る」(look)や「調べる」(examine)より強く、「何かを見逃さないよう、批判的・分析的な目で精査する」意味合いが強い。人物・書類・データ・行動など、あらゆる対象に使える。
2意味一覧
-
動詞
(細部まで)綿密に調べる・精査する
目を凝らして隅々まで見るコアイメージから、物理的な観察だけでなく、文書やデータを「念入りに精査する」場面にも広く使われる。 -
動詞
(人の顔や行動を)じっと見つめる・穴があくほど見る
視線を強く集中させるコアイメージから、人物や表情を「何かを読み取ろうとじっと観察する」場面でも使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
examineとの混同に注意。examineは「調査・検査する」という中立的なニュアンスだが、scrutinizeはより「批判的・分析的な目で一切見逃さないよう精査する」という強い意図が含まれる。試験問題で「よく調べる」と訳されていても、その裏にある「厳しい目で検証する」ニュアンスを落とさないようにしよう。
scrutinizeは他動詞なので、直後に目的語が来る。「scrutinize into~」のように前置詞は不要(inquire into や look into とは異なる)。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| examine | 中立的に「調べる・検査する」の意味。scrutinizeほど「批判的・徹底的に」というニュアンスは強くない。 |
| inspect | 基準や規則に照らして「検査・視察する」ニュアンスが強い。工場や施設など公式な検査に多く使われ、scrutinizeより目的が明確な場合に使う。 |
| analyze | データや情報を「分析・解析する」こと。scrutinizeが「目を凝らして見る」視覚的イメージなのに対し、analyzeは分解・論理的処理に重点がある。 |
| peruse | 主に文書・文章を「精読する」意味。scrutinizeより文章を読む場面に限定され、批判的検証より「丁寧に読む」ニュアンスが強い。 |
対義語: overlook、glance at
6派生語・関連語
-
scrutiny
名詞
綿密な調査・精査・監視(例:come under scrutiny「監視下に置かれる」) -
scrutinizer
名詞
精査する人・監視者
7コロケーション
- scrutinize the evidence(証拠を精査する)
- scrutinize a document(文書を精読・精査する)
- scrutinize someone’s face(誰かの顔をじっと見つめる)
8確認テスト
The journalist scrutinized every clause of the contract to find any hidden conditions.
①その契約書をざっと読み飛ばした
②その契約書のすべての条項を細かく精査した
③その契約書を翻訳した
④その契約書を書き直した
② 「その契約書のすべての条項を細かく精査した」が正解。scrutinizeのコアイメージは「何も見逃さないよう隅々まで目を凝らして調べる」こと。every clauseという表現とも呼応しており、批判的・徹底的に検証する姿勢が表れている。①のように「ざっと読む」はglance atやskim、③④はまったく別の意味。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。