handout
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は2冊に掲載されています。
1コアイメージ
「handout」は「hand(手)」と「out(外へ)」が組み合わさった語で、「手から外へ差し出すもの」がコアイメージです。このコアイメージから2つの方向に意味が広がります。ひとつは「教育・情報の場で配られる印刷物」(授業のプリント、説明資料)、もうひとつは「困っている人に差し伸べられる支援物資・施し」(食料、金銭、補助金)です。前者は情報を届けるための手渡し、後者は援助として手渡す、という点で根底にある「手から外へ渡す」イメージは共通しています。大学受験では教育文脈の意味が中心ですが、社会・経済文脈では「施し・補助金」の意味が頻出です。
2意味一覧
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名詞
(授業・講演などで配られる)資料・プリント・配布物
教師や講演者が参加者の手に「外へ渡す」印刷物。情報を届けるための手渡しというコアイメージの表れ。 -
名詞
(貧しい人への)施し・食料・無償の援助物資
余裕のある人が困窮者の手に「差し出す」もの。援助として手渡すというコアイメージの表れで、やや恩着せがましいニュアンスも含む。 -
名詞
(政府・機関からの)補助金・給付金
施しの意味が公的機関に広がったもの。国や自治体が市民・企業の手に「差し出す」資金援助を指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「handout」を「資料・プリント」の意味しか知らないと、ニュース英語や社会問題の文章で「handout」が「施し・補助金」を意味している場合に読み誤る。特に government handout(政府補助金)は頻出なので要注意。
「施し」の意味では、受け取る側に対してやや見下したニュアンスが含まれることがある。live on handouts(施しで生きる)のような表現は自立していないことへの批判的含意を持つ場合がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| pamphlet | 内容が充実した小冊子・パンフレットを指す。handoutより体裁が整っており、一般配布や宣伝目的が多い。 |
| flyer / flier | 主に宣伝・告知目的の1枚ものチラシ。handoutより商業・広告色が強い。 |
| subsidy | 政府・機関からの補助金を指すが、制度的・正式な援助の意味合いが強い。handoutは非公式・恩恵的なニュアンスが加わる。 |
| dole | 失業給付・施しの意味。handoutより制度的な失業手当に使われることが多く、イギリス英語で頻出。 |
対義語: payment(対価としての支払い)、earnings(自分で稼いだ収入)
6派生語・関連語
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hand out
動詞句
〜を配る・配布する・施す
7コロケーション
- give out a handout(資料を配る)
- government handout(政府補助金・給付金)
- live on handouts(施しで生活する)
8確認テスト
“Some critics argue that welfare programs have created a culture of handouts, making people dependent on the government.”
①プリント
②チラシ
③施し・給付
④配布資料
③「施し・給付」が正解。welfare programs(福祉プログラム)・dependent on the government(政府依存)という文脈から、教育資料ではなく「政府からの援助・給付」の意味で使われていることがわかる。「culture of handouts(施しの文化)」は政府への依存を批判的に表す定型表現。コアイメージ「手から手へ差し出されるもの」が援助の方向で機能している例。
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