sector
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
sectorはラテン語のsecāre(切る)を語源とし、「切り分けられた部分」というコアイメージを持つ。もともとは数学用語として「扇形(円を2本の半径で切り取った形)」を意味していたが、そこから転じて「全体を切り分けたうちの一部分」という意味で広く使われるようになった。経済や産業では「業界・部門」、地図や軍事では「地区・区域」、組織では「部門・セクター」として使われる。どの文脈でも「何らかの基準で全体から明確に切り出された一区画」というイメージが根底にある。そのため、単に「分野」よりも境界線がはっきりしたニュアンスを持つ。
2意味一覧
-
名詞
(産業・経済の)部門、セクター
経済全体を「切り分けた」うちの一区域。public sector(公共部門)とprivate sector(民間部門)のように、明確な境界で区分された産業・経済の区画を指す。 -
名詞
(地域・軍事上の)地区、区域
地図や空間を「切り分けた」一区画。軍事・行政文脈では管轄地域を指し、「北部セクター」のように地理的に明確に区切られたエリアを表す。 -
名詞
【数学】扇形
円を2本の半径で「切り取った」扇状の図形。sectorの最も原義に近い用法で、コアイメージ「切り分ける」が最も直接的に現れる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「sector(部門)」と「section(部署・節)」は混同しやすい。sectorは産業・地域など大きな区分に使い、sectionはより小さな内部的な区分(文書の節、組織の一部署など)に使う傾向がある。
「field(分野)」と似ているが、fieldは「興味・活動の領域」に近く境界が曖昧なのに対し、sectorは公式・制度的に区切られた部門というニュアンスが強い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| section | より小さな内部的な区切りを指すことが多く、文書の「節」や組織の「部署」にも使う。sectorほど大きな区分や公式な区分のニュアンスは薄い。 |
| division | 「分割された部分」という意味で近いが、組織内の「部門・事業部」という文脈で使われることが多く、経済・産業全体の区分よりも内部組織的なニュアンスが強い。 |
| field | 「専門分野・領域」を指すが、sectorのような制度的・統計的な境界線はなく、より感覚的・学術的な用途で使われる。 |
| zone | 地理的な「区域」の意味ではzoneも近いが、zoneは目的や特性によって定められたエリア(禁止区域など)、sectorは地図上の区画や行政・軍事区分のニュアンスがある。 |
対義語: whole(全体)、entirety(全体)
6派生語・関連語
-
sectoral
形容詞
部門(別)の、セクターの -
intersectoral
形容詞
複数部門間の
7コロケーション
- public / private sector(公共部門 / 民間部門)
- financial sector(金融部門)
- sector of the economy(経済の部門)
8確認テスト
“Investment in the renewable energy sector has increased dramatically in recent years.”
① 再生可能エネルギーの区域への投資
② 再生可能エネルギー部門への投資
③ 再生可能エネルギーの扇形への投資
④ 再生可能エネルギーの節への投資
②
産業・経済の文脈でsectorは「部門」を意味する。全体の経済から「切り分けられた」産業上の区分として使われており、ここでは再生可能エネルギーという産業分野全体を指している。①は地理的文脈、③は数学用語、④はsectionの意味であり不適切。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。