seem
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
seem のコアイメージは「(外側から見て)そのように感じられる・見える」という「主観的な印象の提示」です。話し手が断言を避け、あくまで自分の感覚・観察に基づく印象として述べるときに使います。日本語でいえば「〜みたい」「〜らしい」「〜のようだ」といったニュアンスに近いですが、英語の seem には「100%確かではないが、あらゆる状況・証拠からそう感じられる」という慎重さと誠実さが込められています。そのため、単なる外見だけでなく、論理的な判断や感情・状況の評価にも広く使われます。「見える」と訳すと視覚的すぎる場面もあるため、文脈に応じて「思われる」「感じられる」「〜のようだ」と使い分けることが大切です。
2意味一覧
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動
〜のように見える・感じられる
外側の観察や感覚から受ける印象を述べるコアイメージそのもの。視覚的な「見える」だけでなく、あらゆる感覚・証拠から得られる印象を指す。 -
動
〜らしい・〜のようだ(推量・控えめな主張)
話し手が断言を避け、印象として提示するニュアンス。「確信はないが、状況からそう思われる」という慎重な推量を表す。 -
動
〜と思われる(自分自身の感覚・認識として)
it seems to me that … の形でよく現れ、「客観的事実」ではなく「私にはそう感じられる」という主観的認識を謙虚に提示する用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
seem は必ず「外からの印象」として述べる動詞なので、断言・確信があるときに使うのは不自然です。「彼は明らかに怒っている」と断言したいなら seem ではなく is angry を使いましょう。「なんとなくそう感じられる」という留保があるときだけ使うのが正しい用法です。
appear との混同に注意。appear は主に「視覚的・表面的に見える」に寄っていますが、seem はより広く「状況・論理・感覚から総合的にそう感じられる」という意味合いを持ちます。また seem は感情・内面の評価にも自然に使えます(She seems happy. など)。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| appear | appear は視覚的・表面的な印象に重心があり、「外から見るとそう見える」という意味合いが強い。seem より客観的・公式的な響きを持つことが多い。 |
| look | look は主に視覚情報に基づく外見的印象(You look tired. など)。seem より直接的・感覚的で、視覚以外の文脈では使いにくい。 |
| sound | sound は聴覚情報や話の内容から受ける印象(That sounds great.)。seem が全感覚・状況を総合するのに対し、sound は「聞いた感じ」に限定される。 |
対義語: be(断言・事実として述べる)、prove(証明される・判明する)
6派生語・関連語
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seemingly
副
見たところ、どうやら〜らしく(表面上は〜のようだが、実際は違う可能性を含む)
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seeming
形
表面上の、見せかけの(例:a seeming contradiction 見かけ上の矛盾)
7コロケーション
- it seems that … (〜のようだ/〜と思われる)
- seem to do (〜するように見える/〜するようだ)
- seem like … (〜のような感じがする)
8確認テスト
“No matter how hard I try, I can’t seem to remember his name.”
① 彼の名前をどれだけ一生懸命覚えようとしても、覚えられないようだ。
② 彼の名前を覚えようとしているようだが、うまくいかない。
③ 彼の名前が覚えられないとは思えない。
④ どれだけ努力しても、彼の名前を覚えているように見えない。
① が正解。can’t seem to do は「どうしても〜できない」という意味の慣用表現で、seem が「〜しようとしているがそう感じられない(うまくいかない)」という話し手の感覚・印象を添えることで、単なる can’t より柔らかく・やるせない気持ちを表現している。④は「他者からの外見」に読み替えており不自然。
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